【感想】チ。-地球の運動について-(~2巻まで)
おすすめ度:★★★★☆
今現在を生きる私達には当たり前の常識となっている「地動説」。
天動説が主流で、C教による異端が弾圧されていたとき、地動説を信じ、それを知りたいと、美しいと思った人たちの話。
「答え」を知っている私たちが、それを求め知るために観測し、考え、託し、紡がれた物語に面白さを感じるのはなんだか不思議な感じがします。
【感想】ペスト(~2巻まで)
おすすめ度:★★★☆☆
1947年発行の小説をコミカライズ。
当時の医療レベルや情報技術レベルは現在に比すれば大きく劣っているでしょう。
様々な相違があっても、それでも変わらない、恐怖や人々の感情。そういったものが感じられる作品です。
【感想】HUMANITAS ヒューマニタス(1巻完結)
おすすめ度:★★★★☆
本作は大きく3編、オセロット編、ユーリ編、エナ編に分かれています。
それぞれが生きる時代も場所も性別も、取り巻く状況も考え方や常識も違う中彼らが必死に生きたこと、戦ったこともそうですが、それを通じて愛とは何かを伝えたかったのかなと自分は思いました。
【感想】友達として大好き(1巻)
2021/4/27 ヒューマンドラマ
おすすめ度:★★★☆☆
バカなギャルがお堅い生徒会長と友達になろうとするお話。
主人公の櫨沙愛子が序盤本当に話通じてなくてうざいんですが、1巻読み終わる頃には結構好きになってくる。
この子たぶん本当に友達が欲しいんだと思う。
【感想】DUAL ACCOUNT(1巻完結)
おすすめ度:★★☆☆☆
Ark Performance作品集の新装版。「DUAL ACCOUNT」と「コロポックン神道記」を収録。
「DUAL ACCOUNT」では1話ごとに面白いです。
ゆっくりキャラクターなどを深堀しつつ続けてほしかった半面、短いからこそ凝縮してある話を楽しめたのかもと思します。
【感想】宅配屋ポー(1巻完結)
おすすめ度:★★☆☆☆
Ark Performance作品集の新装版。「宅配屋ポー」と「Σπr^2」を収録。
20年前の作品とは思えないです。絵柄が若干2000年代を思い起こさせますが、今の作者の画風にも近く、とても読みやすいです。
王道なテーマで今読んでも楽しいですし、何よりわかりやすく、やりたいことがすごく伝わってきます。
【感想】ペスト(1巻)
おすすめ度:★★★☆☆
194X年4月16日にアルジェリア湾岸の港町オランで、主人公で医師のベルナール・リウーは1匹の鼠に躓いた。
鼠の駆除数の増加、リンパ疾患から想定される伝染病。否定したい推測、気づきたくない確信。
少しずつ、でも確実に迫ってくる伝染病・ペストの恐怖や理不尽さを描いています。
【感想】彼女はもう死んでいるのに!(1巻完結)
おすすめ度:★★★☆☆
登場人物も少なくストーリーは一本道で長くありません。しかし、キャラクターの心情やその動きを細かく描写していて朱にも千秋にも感情移入しやすく、冗長な部分が多くないのでわかりやすいです。
本編の最後、亡くなる前の霞の描写があります。ここだけ見ればなんということはない些細な出来事なのですが、そこに含まれた霞の心情が本当に人間という感じでたまらなく好きです。
【感想】ひなたと三笠(1巻完結)
おすすめ度:★★★☆☆
転校してきたばかりでクラスになじめない大塚三笠に同じクラスの八雲ひなたが絡んで友達になろうとするお話。
凄く熱い、暑苦しいのに嫌悪感を感じないのはひなたの底抜けに明るいキャラクター故か。
三笠がひなたの家に行ってカレーをごちそうになるシーンがあるんです。よくないですね、泣きそうになりました。
【感想】笑うあげは 盲牌の蝶(4巻完結)
おすすめ度:★★★☆☆
それぞれの話がそれぞれの話で完結するオムニバスのような形をとっており、話のテンポは速いです。
各話では麻雀を通じて対戦相手の人格や背景、人生が語られあげはがそれを汲み取りつつも打ち負かしていくのは爽快です。