【感想】冠さんの時計工房(5巻完結)
おすすめ度:★★★☆☆
まる感じをそのままに。
ついに師匠の一ノ倉瀬名さんが登場。登場のタイミングが狙っていたかのようです。
それも束の間、また旅に出てしまう一ノ瀬。
冠時計店はまた冠時計店として日常が続いていくようです。
【感想】ボーダレスネーム(2巻完結)
おすすめ度:★★★★☆
かつて捨てたと思った夢を、ちょっとしたことから思い出したようにまた追いかける。
やり方も内容も手探りで昔の嫌なことも今の見たくないことあってもちょっとしたことに傷ついたり。
それでも追いかけるのをやめないのはきっとそれが本当にやりたいことだからでしょう。
片山津と加賀の相棒感がすごくいいですね。加賀ちゃんすごく好き。
【感想】アイの歌声を聴かせて(1巻)
おすすめ度:★★★☆☆
冒頭から感じられる近未来。
機密情報のはずが実地の高校生(数名)にすぐにばれます。
シオンの言動から製作者の理念が透けて見える実施試験。
サトミと幼なじみや高校の同級生達との人間関係や距離感、シオンの歌う歌や「告げ口姫」と呼ばれていること、トウマとの小学生の時の思い出など今後のストーリーに関わる部分も。順当にいけば苦難を乗り越えてハッピーエンドになるのが見えますので、期待しています。
2021.10.29からロードショーです。
【感想】ヨリシロトランク(3巻完結)
おすすめ度:★★☆☆☆
もし「復讐したら失ったものが戻る」のであれば、人はどうするのか。
改変された世界のルールをうまく利用した話で面白い反面、そのルールがあるおかげで話のオチが途中から透けてしまうのが残念と言えば残念でした。
改変された世界のルールの中で蘇柱刑(蘇柱制度)は面白いと思いましたが、説明されても理解がしにくいというのがあり、他のストーリーにあまり絡んでこず、ストーリーに生かしてほしかったです。
【感想】ペスト(4巻完結)
おすすめ度:★★★☆☆
1947年発行の小説をコミカライズ。
今日本では2021年9月30日をもって緊急事態宣言が解除されました。
本巻が9月15日に発行ですので、何とも言えないタイミングですね。
結局は最後にある「伝染病はただやってきて、いずれ去る。」なんでしょう。
【感想】ペスト(~3巻まで)
おすすめ度:★★★☆☆
1947年発行の小説をコミカライズ。
神父はペストの意味を説き、増え続けるペスト。
その過程で神の真意を図ることができないと解釈することを放棄、医療をうけないという。
【感想】チ。-地球の運動について-(~4巻まで)
おすすめ度:★★★★☆
人を人とも思わないバデーニが地動説の伝承に選んだのが、最期の最期に彼が信じることにしたのがオクジーの言葉だったのは感慨深いですね。
地動説の伝承、その予防策は予想外でした。
方法としては可能だろうけどその方法をとるのはリスキーという意味で。
【感想】異世界食堂 洋食のねこや(1巻)
おすすめ度:★★★☆☆
角川版です。
2021年にアニメ2期がるとのことでそこに合わせた連載・刊行ですかね。
原作が同じなのでストーリーも同じです。今後変わるのかもしれませんが。
【感想】花は口ほどにモノを言う(1巻)
おすすめ度:★★★☆☆
感情が意図せず花として咲いてしまう世界。
第3話のゼラニウムの話が好きです。
同じ花でも色が違うと花ことばも変わるのがストーリーにあっていて良いですね。
悔しいのは描かれた花が、解説がないと何の花かわからず、更に花言葉となるとお手上げ状態なことですかね。
【感想】少女花図鑑(2巻完結)
おすすめ度:★★★☆☆
淡く儚い恋心だったり、花ではなく自信を見てほしい自尊心だったり、友人を想う気持ちだったり。
明とわこの話を中心とする群像劇ですが、京子ちゃんと久美子ちゃんの話も捨てがたいですが、須藤すみ子ちゃんが古賀君に告白する話好きです。