漫画感想

【感想】HUMANITAS ヒューマニタス(1巻完結)

2020年11月27日

 

基礎情報

ヒューマニタス表紙
出典:HUMANITAS ヒューマニタス表紙

作品名 : HUMANITAS ヒューマニタス
ジャンル: ヒューマンドラマ
漫画  : 山本亜季
原作  : -
出版社 : 株式会社小学館
掲載誌 : ビッグコミックスペリオール
レーベル: ビッグコミックス
発表期間: 2015年13号~2016年20号
巻数  : 1
アニメ : -

 盲目の剣士・オセロット。
 冷戦下・旧ソ連のチェス王者・ユーリ。
 極北の鯨ハンター・エナ。
 人は何のために生まれ、死んでいくのか…!?

 この星の片隅で抗い続けた者たちを描く鮮烈の戦士列伝―――!!

出典:HUMANITAS ヒューマニタス裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★★☆☆ 
 本作は大きく3編、オセロット編、ユーリ編、エナ編に分かれています。
 それぞれが生きる時代も場所も性別も、取り巻く状況も考え方や常識も違う中彼らが必死に生きたこと、戦ったこともそうですが、それを通じて愛とは何かを伝えたかったのかなと自分は思いました。

Sample

感想

 本作は大きく3編、オセロット編、ユーリ編、エナ編に分かれています。
 それぞれが生きる時代も場所も性別も何もかも違います。ですが、それぞれがそれぞれの戦場で戦うさまを描いています。

 オセロット編
 15世紀中央アメリカのある部族の少年オセロット。彼は部族の長であるネスロの息子として生を受けた双子の一人だった。部族では一人の人間には二つの魂が宿っているとされ、双子はそれぞれ一つずつしか魂を持たず命を懸けて決闘し相手の魂を得なければ人間になれない。
 13年間双子のそれぞれが別の場所でネスロに剣を教わり戦うことになるが、ネスロは剣を教え始めてからオセロットの目が不自由なことが分かってきた。それでも剣を教えたのはオセロットが目が不自由にもかかわらず木剣を抱えて寝ていたのを見たから。
 決闘前夜、父として人としてネスロはオセロットに決闘に行かず逃げてもよいと諭すが、オセロットは決闘に現れた。

 ユーリ編
 20世紀ソ連、冷戦下で反体制運動をしたとして妻と幼い子供と引き裂かれ収容所に入れられたユーリ。収容所では賭けチェスが行われており、気晴らしとして強制的に参加させられ、負ければ辱めを受ける。
 チェスに勝つために成長したところで、政府から全国民に配布された「チェスの難問」をユーリだけが正解し、収容所生活から一転国のため繁栄のため士気高揚のためチェスを打たされることとなる。環境が変わり引き裂かれた妻と子供の捜索を懇願しながら。
 米国でも同様国の威信をかけたチェスプレイヤーがおり、ユーリが対戦することとなる。その対戦には国の、家族の、彼のすべてがかかっていた。

 エナ編
 正確な年代不明。英国からの貿易船が難破し乗っていたウィリアムは極北に住むイヌイットの女性エナに救われる。極北での生活は衣食住だけでなく言語、狩りや生き方など何もかもが異なっていた。
 そんな生活の中でエナの鯨を狩る願いや亡き夫への想いを聞き、彼女に想いを寄せていく。祈祷師が神の宣託を受け捕鯨が決まり、その一員にエナが選ばれる。

 それぞれの結末はぜひ読んでください。きっと何がしかこみ上げるものがあるはずです。


 取り巻く状況も考え方や常識も違う中彼らが必死に生きたこと、戦ったこともそうですが、それを通じて(クサい言い方ですが)愛とは何かを伝えたかったのかなと自分は思いました。
 兄弟愛や家族愛、母国愛、愛慕、単語にしてしまえばたったこれだけですが、それをこれでもかと詰め込んできた、そんな印象です。

作者・書籍関連

 山本亜季さん
 https://twitter.com/_aki_0623


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