漫画感想

【感想】花は口ほどにモノを言う(1巻)

2021年9月18日

 花と恋が好きな方におすすめ。

基礎情報

花は口ほどにモノを言う1巻表紙
出典:花は口ほどにモノを言う1巻表紙

作品名 : 花は口ほどにモノを言う
ジャンル: 恋のオムニバス集
漫画  : 追本
原作  : -
出版社 : 株式会社講談社
掲載誌 : ツイシリ
レーベル: シリウスKC
発表期間: 2020年12月~
巻数  : 1
状態  : 連載中
アニメ : -

 人間はみな、体のどこかから植物が生えている世界。
 そんな世界で植物が生えなくなってしまった少女・ハナは、ある日席替えで隣の席になった男の子に告白される。
 Twitterで大反響を得た「生えてこない」女の子の話が描きおろしを追加して大望のフルカラーコミックス化!

出典:花は口ほどにモノを言う1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★★☆☆
 感情が意図せず花として咲いてしまう世界。
 第3話のゼラニウムの話が好きです。
 同じ花でも色が違うと花ことばも変わるのがストーリーにあっていて良いですね。
 悔しいのは描かれた花が、解説がないと何の花かわからず、更に花言葉となるとお手上げ状態なことですかね。

Sample

主な登場人物

・影片ハナ(かげひらはな)
 主人公。
 皆どこかから植物が生えてくる世界で植物が生えないことに悩む。
 席替えで隣になった日向に告白されるが。

・日向(ひなた)
 明るくクラスの人気者。
 ハナの描いた絵に心打たれ、描いた花に想いを寄せる。

・英子(えいこ)
 感情に由来する花がとても咲きやすい子。
 飛尾生徒会長に一目惚れする。

・飛尾真一(とびおしんいち)
 生徒会長。
 真面目な性格。

・影片桜(かげひらさくら)
 容姿端麗、美しい花を咲かせている。
 しかし人目を気にして、人に自身の感情を決めつけられるのを嫌う。
 
・犬飼白(いぬかいしろ)
 草や花ではなくキノコが生えている。
 花と人の感情の研究をしており、花言葉にも詳しい。

・猫又小春(ねこまたこはる)
 明るく快活で大きなガザニアの花を咲かせている。
 陽に何げなくもストレートに告白する。

・榎戸陽(えのきどよう)
 派手な子より清楚系の子が好きらしい。

あらすじ

 人間に。その体のどこか植物が生えている世界。
 その花は人の感情の根差し、その時々によって違う花を咲かせる。
 
 自身にだけ植物が生えず悩むハナ、クラスの人気者日向に告白されるが、何かの間違いではないのかと疑っているところ彼から聞かされたのは。

 自身の感情が花として現れやすい英子、生徒会長の飛尾とに一目惚れして付き合うことになるが、飛雄には何の花も咲いていない。彼はどう思っているのか。

 綺麗な花を咲かせると子供のころから人目を気にしていた桜。講義の組み合わせでキノコが生えている一目を気にしない犬飼とペアになる。

 ガザニアの咲く小春は自身の花が派手なことを気にしていたが、花なんて関係ないと言ってくれた陽に心を寄せる。
 
 感情が花が咲くことによって現れてしまう世界で少女たちの恋模様を描くオムニバス。

感想

 感情が意図せず花として咲いてしまう世界。
 感情の変化に合わせて咲く花や色、大きさ多さが変わるようです。

 第3話のゼラニウムの話が好きです。
 同じ花でも色が違うと花ことばも変わるのがストーリーにあっていて良いですね。

 悔しいのは描かれた花が、解説がないと何の花かわからず、更に花言葉となるとお手上げ状態なことですかね。
 調べると色んな花言葉があって面白い反面わかんなくなります。

作者・書籍関連

 追本さん
 https://twitter.com/imokun_


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