漫画感想

【感想】冠さんの時計工房(5巻完結)

2021年12月15日

 時計が好きな方におすすめ。

基礎情報

冠さんの時計工房5巻表紙
出典:冠さんの時計工房5巻表紙

作品名 : 冠さんの時計工房
ジャンル: ヒューマンドラマ
漫画  : 樋渡りん
原作  : -
出版社 : 株式会社秋田書店
掲載誌 : マンガクロス
レーベル: 少年チャンピオンコミックスEXTRA
発表期間: 2019年3月~2021年10月
巻数  : 5
アニメ : -

 優しい時間が流れてる。
 人も時間も刻むのは絆―――。

 町で時計店を営むお姉さん・冠綾子。
 彼女のもとには、色んな人がやってきます。
 それぞれの人に歴史が、逸話が、想いがあります。

 同じ時を過ごす時計を通じて人の絆を紡いでく。
 ほっこり優しいお話です。

出典:冠さんの時計工房1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★★☆☆
 涙が止まらない、というわけではありませんが、ほっこりする話、日常のちょっとした話に心温まる感じをそのままに。
 ついに師匠の一ノ倉瀬名さんが登場。登場のタイミングが狙っていたかのようです。
 それも束の間、また旅に出てしまう一ノ瀬。
 冠時計店はまた冠時計店として日常が続いていくようです。

  • 物語性
    7
  • 人物像
    6
  • 世界観
    8
  • 絵画力
    7
  • 緻密さ
    8
  • 漫画力
    8
  • 更新度
    5
  • 作家性
    5
  • 話題性
    0
  • 希少性
    0

主な登場人物

・冠綾子(かんむりあやこ)
 冠時計店の店主。
 自由奔放な師匠・一ノ倉瀬名が去ってから時計店を経営。

・笹倉雪恵(ささくらゆきえ)
 冠時計店のお隣さん。
 
・古島寧々(ふるしまねね)
 冠時計店によくくるお客さん。
 時間を秒刻みで計る父を持つ。

・八幡沓子(やはたとうこ)
 古島の友人。
 地域誌の記者を母に持つ。

・一ノ倉瀬名(いちのくらせな)
 主人公の師匠。
 ふらっと旅に出てふらっと帰ってくるような人。

あらすじ

 町にある時計屋さん、冠時計店。
 時計の販売、修理などを行うその店の店主は弱冠22歳の冠綾子さん。

 雨に濡れた時計、時間のずれた時計、落として動かなくなった時計の修理、大切な人に贈る時計選び。
 特に腕時計は身に付けて一緒に時間を過ごすうちにその人にとっても、家族にとっても大切なものになっていく。
 そんな時計に込められた物語に少しだけ、でも確実に触れられる物語。

感想

 冠時計店の店主で主人公・冠綾子の日常を描きつつも、訪れたお客の時計にまつわるエピソードに心温まるお話。
 自分が気づくのが遅かったというのはありますが、好きな漫画を好きになってから日もそんなに立たず完結となるのは寂しいものです。

 涙が止まらない、というわけではありませんが、ほっこりする話、日常のちょっとした話に心温まる感じをそのままに。
 ついに師匠の一ノ倉瀬名さんが登場。
 登場のタイミングが狙っていたかのようです。

 それも束の間、また旅に出てしまう一ノ瀬。
 冠時計店はまた冠時計店として日常が続いていくようです。

前巻までの感想

作者・書籍関連

 樋渡りんさん
 https://twitter.com/hiwataririn


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