漫画感想

【感想】かみくじむら(4巻完結)

2020年9月19日

 閉鎖集落のミステリー漫画を読みたい方におすすめ

基礎情報

かみくじむら4巻表紙
出典:かみくじむら4巻表紙

作品名 : かみくじむら
ジャンル: ファンタジー
漫画  : 大見武士
原作  : -
出版社 : 株式会社少年画報社
掲載誌 : アワーズGH
レーベル: YKコミックス
発表期間: 2018年3月~2020年7月
巻数  : 4
アニメ : -

 職を失い未来に絶望した永瀬が連れ込まれたのはすべてが籤で決まる秘村・かみくじむら―――
 「まれびと」として極上の歓待を受け夜の相手すら籤に委ねるその掟は、永瀬に警戒心を凌駕する欲情を芽生えさせ―――
 ここは現代の桃源郷!空想非科学共同体 開村!!

出典:かみくじむら1巻帯

感想概要

 おすすめ:★★★☆☆
 主人公永瀬が職を失い一人旅をしている最中に、老人を助けるものの、老人からお茶をもらったあと意識が遠のく長瀬。そして起きたところは全てが籤できまる外界と隔絶されたかみくじ村だった。
 女性しかいないかみくじ村で、助けた老人が村長であり唯一の男性であり絶対的な権力者であった。助けてくれた永瀬を次期村長候補とすると言い出す。

  • 物語性
    7
  • 人物像
    7
  • 世界観
    7
  • 絵画力
    7
  • 緻密さ
    8
  • 漫画力
    7
  • 更新度
    5
  • 作家性
    5
  • 話題性
    0
  • 希少性
    0

感想

 主人公永瀬(ながせ)が職を失い一人旅をしている最中に、腰を痛めた老人を助け代わりに荷物を運ぶところから物語が始まる。
 荷物を運び終わり、老人からお茶をもらったあと意識が遠のく長瀬。そして起きたところは全てが籤できまる外界と隔絶されたかみくじ村だった。
 女性しかいないかみくじ村で、助けた老人が村長を務めており唯一の男性であった。村長は絶対的な権力者で、助けてくれた永瀬を次期村長候補とすると言い出す。

 主人公の永瀬、ガチクズです。
 申し訳ありません、こういうことは申し上げたくありませんが、主人公の永瀬、ガチクズです。(2回目)
 どれくらいクズかっていうと作者が担当との打ち合わせで決めたエンディングを変えるほど、主人公の永瀬、ガチクズです。(3回目)

 なぜかみくじ村ができたのか、どうしてこのような現状になり、主人公がそこに至ったのかを割と納得させてくれる構成です。単純にこういった設定が好きというのもあるとおもいますが。
 内容がほぼネタバレになるから書けない…。


 

余談

 このかみくじ村、連載時と単行本とで差し変わっている部分が結構あります。
 話の整合性をとるためだと思いますが、作者さん大変だったろうな…。

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