漫画感想

【感想】さよならじゃねーよ、ばか。(1巻完結)

2021年6月18日

 ラブストーリーが好きな方におすすめ。

基礎情報

さよならじゃねーよ、ばか。表紙
出典:さよならじゃねーよ、ばか。表紙

作品名 : さよならじゃねーよ、ばか。
ジャンル: 短編集
漫画  : あきやまえんま
原作  : -
出版社 : 株式会社KADOKAWA
掲載誌 : -
レーベル: BEAM COMICS
発表期間: -
巻数  : 1
アニメ : -

 アンタがわたしの地獄(セカイ)だったよ。

 人気急上昇中のアイドルグループ「TOKYOあらもーど」そのメンバーであるゆえとりあ。
 ふたりは、百合っぷるとして有名である―――。
 あざとい笑顔も。
 ステージでの立ち姿も。
 キラキラ輝くこの歌声も。
 一生懸命さでさえ……
 ”アイドルのわたし”をつくったのはアンタだったのに。

 アンタしか見えないわたしは、もう死んだんだよ。

出典:さよならじゃねーよ、ばか。1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:[osusume]
 オタクのことが気になるギャル、後日談の漫画家のことが気になるOLが好きです。
 好きなんだけど、全体的にバッドエンド多いです。
 コマと言うか間の使い方がうまいというか、キャラクターの心情が動いてるのがわかりやすく、丁寧に描かれている印象です。

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主な登場人物

○ビジネス百合アイドル
・ゆえ
 アイドルグループ「TOKYOあらもーど」のメンバーの一人。
 りあと百合ップル「ゆえりあ」として有名で、ビジネスとしてではなくそうなったと思っている。

・りあ
 アイドルグループ「TOKYOあらもーど」のメンバーの一人。
 百合ップル「ゆえりあ」としての売り方をやめようと言い出す。

○美食家な吸血鬼
・(名前登場せず)
 吸血鬼に血を吸わせている。
 
・(名前登場せず)
 吸血鬼。
 若くてかわいいうちがおいしい血。

○姉ちゃんはクソ野郎
・コーキ
 姉にからかわれたりされるのが嫌な一方で、姉は好き。

・(名前登場せず)
 コーキの姉。
 ゾンビウイルスによりゾンビと化した。

○魔法少年と使い魔お姉ちゃん
・ヨハン
 天才魔法少年。
 二人の使い魔を召喚する。

・シトリー
 使い魔1号
 使い魔なのにわがまま。

・モラクス
 使い魔2号
 肉が好きで主人さえも食おうとする。

○学園の王子と姫
・王子川優希(おうじかわゆうき)
 中性的なルックスと紳士的な振る舞いで全生徒の憧れの的。

・姫宮麗花(ひめみやれいか)
 淑女のような佇まいと美貌の持ち主。

○貝塚さんの犬
・貝塚
 愛犬プリンちゃんが亡くなり、ぽっかり心に穴が開いたようになってしまう。

・飯沼
 貝塚さんの愛犬プリンちゃんの代わりになる言い出す。

○オタクのことが気になるギャル
・磯野
 隣の席でガリガリと漫画を描く山崎が気になる。

・山崎
 磯野の顔がかなり好み。

○異世界転生した友達
・勇者エミリ
 日本の女子高生だったが車に轢かれて異世界の勇者に。

・マリ
 エミリの友人。

あらすじ

○ビジネス百合アイドル
 アイドルグループ「TOKYOあらもーど」のメンバーのゆえとりあ。
 百合ップル「ゆえりあ」として有名だったが、その売り方をやめようとりあが言う。

○美食家な吸血鬼
 吸血鬼に血を吸わせていたが、大人になったら吸わないという。

○姉ちゃんはクソ野郎
 ゾンビウイルスでゾンビになった姉の面倒を見るコーキ。
 ゾンビになる前はからかわれたりしていたが、ゾンビになってからは何もできない姉に複雑な思いを抱く。

○魔法少年と使い魔お姉ちゃん
 天才魔法少年のヨハンは使い魔を召喚した。
 しかし逆に使いっ走りにされたりする。

○学園の王子と姫
 学園で有名な王子様とお姫様の秘密の関係。

○貝塚さんの犬
 愛犬プリンちゃんを亡くした貝塚さん。
 元気のない貝塚さんにプリンちゃんの代わりに犬になると言い出した飯沼さん。
 
○オタクのことが気になるギャル
 ギャルの磯野と隣の席でガリガリと漫画を描く山崎。
 描いた漫画の続きは。

○異世界転生した友達
 エミリは日本の女子高生だったが車に轢かれて異世界の勇者に。
 友人だったマリも追うように異世界に来たが。


 

感想

 オタクのことが気になるギャル、後日談の漫画家のことが気になるOLが好きです。
 好きなんだけど、全体的にバッドエンド多いです。
 
 タイトルの「さよならじゃねーよ、ばか。」というセリフはどの短編にも出てきません。
 どの短編にも出てきてないのになんとなくわかるのは、セリフ自体がいい意味にも悪い意味にも、悪く言えばどうとでも受け取れることと短編に出てくるキャラクターたちが思っていそうなのが想像できるからでしょうか。
 コマと言うか間の使い方がうまいというか、キャラクターの心情が動いてるのがわかりやすく、丁寧に描かれている印象です。

 若干線が太いのとクセがある感じですが、読みやすいです。

作者・書籍関連

 あきやまえんまさん
 https://twitter.com/akiyamabc


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