漫画感想

【感想】ゲシュタルト(1巻)

2021年6月17日

 サバイバルものが好きな方なら面白いかもしれない。

基礎情報

ゲシュタルト1巻表紙
出典:ゲシュタルト1巻表紙

作品名 : ゲシュタルト
ジャンル: サバイバル&カタストロフィー
漫画  : 陽藤凛吾
原作  : -
出版社 : 株式会社講談社
掲載誌 : ヤングマガジン
レーベル: ヤンマガKC
発表期間: 2021年第12号~
巻数  : 1
アニメ : -

 退屈な日々に刺激を求める、自己中心的な薄情者、主人公蒼々(そうそう)。
 半径3m、手が届く範囲ならば誰にでも手を差し出す、正義感に溢れる女子高生、花実。
 対極の人間性を持つ男女が出会ったその日、全ての人類にとっての終末がはじまる―――。
 ”はこぶね”へ運ばれた二人は「コンシェルジュ」により、新人類と位置付けられ、同時に現人類のリセットを告げられる。
 人が人を選別する、戦慄のサバイバル&カタストロフィーが幕を開ける。

出典:ゲシュタルト1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★☆☆☆
 新人類として最後に残れるのは男女一組だけでその選別のために現人類の滅亡を競わせているとかで、新人類として選ばれて現人類を殺すことを強制させられながらも、どうにかできないかと模索し葛藤していく話かと思ったんですが、裏表紙のあらすじはあっているんでしょうか。

Sample

主な登場人物

・新道蒼々(しんどうそうそう)
 主人公。17歳。高校生。
 自己中心的で城川に最低と罵られる。
 空に映し出された「大事なお知らせ」を撮影しようとして”はこぶね”に。

・城川花実(しろかわはなみ)
 17歳。女子高生。
 いじめと思しき現場に突っ込んでいくような正義感の持ち主。

あらすじ

 いじめと思しき現場を目撃する主人公・蒼々。
 助けることはせず自身のフォロワーを稼ぐために使うため動画を撮っていた。
 そんな中城川花実が突っ込み助けに入る。
 しかし、それはパンチラ盗撮魔を殴っていた撮られた女の彼氏だった。
 
 退屈な日々の中刺激を求めていた蒼々達に非日常は突然訪れた。
 空に映る謎の時間。熱い雨が降り街は混乱。
 「大事なお知らせ」としてヒーローを募集するような文字が浮かぶ。

 それを撮影しようとしてスマホを向ける蒼々は、花実とともに”はこぶね”に運ばれる。
 コンシェルジュと名乗る者から新人類として選ばれ現人類のリセットをすると言われる。
 

感想

 裏表紙のあらすじあってますか?
 1巻以降の展開かもしれませんが、人が人を選別する話なんですかこれ?
 新人類として選ばれて現人類を殺すことを強制させられながらも、どうにかできないかと模索し葛藤していく話かと思ったんですが。
 突然新人類として現人類をリセットすると告げられる、この部分を指しているのかもしれないんですがちょっと意味が違うような。

 1巻の時点では”はこぶね”も”コンシェルジュ”も何なのかわからず、「リセット」すると言っているものの選別とは言っていないですし、そもそも「リセット」が新人類以外の現人類の滅亡を意味するなら選別はもう終わってないですか?
 新人類として選んだ人に特殊な能力を与えられる、”はこぶね”なる空間(?)を作り、選んだ人間を移動させられるような技術を持った何者かがわざわざ新人類に現人類をリセットさせる手間をかけるならそれなりの理由か意味があるように思われます。
 新人類として最後に残れるのは男女一組だけでその選別のために現人類の滅亡を競わせているとか。
 物語の冒頭に出てくる自己犠牲や主人公の自己中心的な思考、そういったものが軸になってくるんだと思います。

 絵は若干癖がありますが、背景も描き込まれており読みやすいです。


 

作者・書籍関連

 陽藤凛吾さん
 https://twitter.com/yotoringo


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