基礎情報

作品名 : あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
ジャンル: ヒューマンドラマ
漫画  : 泉光
原作  : 超平和バスターズ
出版社 : 株式会社集英社
掲載誌 : ジャンプSQ
レーベル: ジャンプコミックス
発表期間: 2012年5月号~2013年5月号
巻数  : 3
アニメ : 2011年4月~6月
小学生の時に友達と”超平和バスターズ”というグループを作り、”じんたん”と呼ばれていた少年・宿海仁太。
出典:あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。1巻裏表紙
”めんま”の死をきっかけにグループはバラバラになってしまっていたが、彼の前に突然めんまが現れて―――!?
感想概要
 おすすめ:★★★☆☆
 2011年4月~6月にアニメが放送され、翌年2012年コミカライズした作品。
 そうか、もう10年前の作品なのか…。 アニメのエンディングのカバー元の曲に至っては2001年8月に発売、20年前です。 
 コミカライズ版を改めて読みなおしましたが、最後のめんまのシーンはやはりだめでした、涙出ました。
- 物語性
 - 6
 
- 人物像
 - 7
 
- 世界観
 - 7
 
- 絵画力
 - 7
 
- 緻密さ
 - 7
 
- 漫画力
 - 7
 
- 更新度
 - 5
 
- 作家性
 - 5
 
- 話題性
 - 0
 
- 希少性
 - 0
 
主な登場人物
・宿海仁太(やどみじんた)
 ”じんたん”。
 主人公。超平和バスターズのリーダー。
 幼い頃自分の言葉でめんまを傷つけ、その直後に彼女が亡くなったことがトラウマとなり高校では不登校に。
 そんな中突然亡くなったはずのめんまが自分にだけ見えるようになる。
 
・本間芽衣子(ほんまめいこ)
 ”めんま”。
 天真爛漫な性格でグループの中のマスコットのような存在だった。
 ”あの日”足を滑らせ川に転落し命を落とす。
・久川鉄道(ひさかわてつどう)
 ”ぽっぽ”。
 幼い頃は小さくてビビりだったが、今では体も大きくなっている。
 仁太をリーダーとして認めていて、一緒にめんまのお願いを探す。
・安城鳴子(あんじょうなるこ)
 ”あなる”。
 几帳面でやさしく、漫画やゲームなどをたくさん持っている。
 仁太と同じ高校に進学するが不登校になった仁太を気にしている。
・松雪集(まつゆきあつむ)
 ”ゆきあつ”。
 めんまのことが好きで、めんまが好きな仁太に対抗心を燃やしている。
 
・鶴見知利子(つるみちりこ)
 ”つるこ”。
 物静かで落ち着いており、グループ内のフォローをしていた。
 松雪と同じ進学校に進んだが、彼がめんまの死を引きずっていることを気にしている。
あらすじ
  小学生の頃に”超平和バスターズ”というグループを作り、いつも一緒に遊んでいた6人。
 ”あの日”めんまが亡くなったことを機にグループはバラバラになった。
 高校生になってもめんまの死を引きずって引きこもりとなっていた主人公・仁太の前に突然亡くなったはずのめんまが現れる。
 めんまはみんなで”お願い”を叶えてほしいという。
  幻覚や幻聴だと思って信じていなかっためんまの存在、”あなる”や”ぽっぽ”、”つるこ”、”ゆきあつ”と再会し、”お願い”を叶えようとする。
感想
 2011年4月~6月にアニメが放送され、翌年2012年コミカライズした作品。
 そうか、もう10年前の作品なのか…。
 当時はじんたんの不登校やめんまが見えること、”あなる”なんてあだ名、かつての友達の軋轢と言うか格差みたいなものでアニメを見るのがだいぶためらわれた記憶があります。
 なにより”ゆきあつ”のむねあつな行動に共感性羞恥とでもいうかもう、なんだこれって感じでした。
 
 秘密基地だからZONEの「secret base 〜君がくれたもの〜」のカバー曲をエンディングにしたんでしょうね。
 こちらのカバー元の曲に至っては2001年8月に発売、20年前です。
 歌詞にある10年後の8月が10年前とか光陰矢の如しとはこのことか。

コミカライズ版を改めて読みなおしましたが、最後のめんまのシーンはやはりだめでした、涙出ました。
10周年
 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。10thアニバーサリープロジェクト
 https://10th.anohana.jp/
 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。公式サイト
 https://www.anohana.jp/tv/
作者・書籍関連
 泉光さん
 https://twitter.com/izumimitsu1102
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