漫画感想

【感想】呪いと性春 文野紋短編集(1巻完結)

2021年2月11日

 重めの恋愛ものが好きな方なら面白いかもしれない。

基礎情報

呪いと性春 文野紋短編集表紙
出典:呪いと性春 文野紋短編集表紙

作品名 : 呪いと性春 文野紋短編集
ジャンル: 短編集
漫画  : 文野紋
原作  : -
出版社 : 株式会社小学館
掲載誌 : 月刊!スピリッツ、週刊ビッグコミックスピリッツ
レーベル: ビッグコミックススペシャル
発表期間: 2020年7月号、11月号、12月号他
巻数  : 1
アニメ : -

 特別な私を死ぬほど愛して

出典:呪いと性春 文野紋短編集1巻帯

感想概要

 おすすめ:★★☆☆☆
 Twitter上での作品のリメイクを含む短編集。
 歪というか変なんだけど、誰もが恋愛で思ったことのあることがちょっと行き過ぎたような感じを受けます。
 たぶんその「ちょっと行き過ぎ」ても歪に感じても、それをやめることができないのは呪いなんだと思います。
 
 
 

Sample

主な登場人物

序幕
・長谷川
 料理もできていい人。
 
・ゆうり
 ダメ男が好き。


呪いと性春
・三上真愛理
 高津戸の好意で神様にしてくれると思っている。

・高津戸徹
 三上に好意を寄せる。

・榊原
 三上に高津戸に関わらない方が良いと忠告する


僕らの地獄の逃避行
・百坂ゆりえ
 地下アイドル。

・中村ミカ
 アイドル好き。
 百坂と友達になりたいと思っている。


秘密の花園PINK
・ゆうり
 多分序章のゆうりちゃんと同一人物。


毒は廻る
・美優
 パパを拾って飼っている。

・パパ
 公園で飲んだくれていた。


神様の心臓
・乃愛
 こうちゃんに愛されたい。

・こうちゃん
 「浮気したかったらしてもいいよ笑」

あらすじ

 序章
 たわいないゆうりちゃんとの会話から、告白しようとする長谷川。


 呪いと性春
 高津戸にストーカーされる三上。
 三上は高津戸のストーカー行為が自身を紙にしてくれると思っていた。
 榊原は三上に対して高津戸に関わらないように忠告するが。


 僕らの地獄の逃避行
 学生をしながら地下アイドルとして活動する百坂。
 彼女のファンの娘・中村がアイドルが好きだと、友達になりたいと言ってくる。
 馬鹿にしているのかと拒絶してもなお友達になりたいという中村に少しずつ心を開く百坂。


 秘密の花園PINK
 リモートが日常になりつつある最中、オンライン飲み会での一幕


 毒は廻る
 母が結婚指輪をせずにシングルマザーであることがコンプレックスだった美優。
 飲んだくれていたパパを拾って飼っていたが、それを母に見つかってしまう。


 神様の心臓
 一番好きな人に愛してもらいたい乃愛。
 気を引きたくて浮気をほのめかしたりもするが。 

感想

 Twitter上での作品のリメイクを含む短編集。

 呪いと性春は話だけなら男性主人公のものをたまに見かける気がしますが、少女漫画だと割とあるんだろうか。


 

呪いと性春 文野紋短編集194
出典:呪いと性春 文野紋短編集2巻

 歪というか変なんだけど、誰もが恋愛で思ったことのあることがちょっと行き過ぎたような感じを受けます。
 たぶんその「ちょっと行き過ぎ」ても歪に感じても、それをやめることができないのは呪いなんだと思います。

余談

 カバー裏、帯裏も真っ黒。表紙裏も真っ黒。
 表紙(カバー下)は紙質というか表面加工というかが高級感あります。

作者・書籍関連

 文野紋さん
 https://twitter.com/bnbnfumiya
 


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