漫画感想

【感想】青年少女よ、春を貪れ。(~2巻まで)

2021年7月21日

 ミステリーが好きな方におすすめ

基礎情報

青年少女よ、春を貪れ。2巻表紙
出典:青年少女よ、春を貪れ。2巻表紙

作品名 : 青年少女よ、春を貪れ。
ジャンル: 青春群像ミステリー
漫画  : 山田シロ彦
原作  : -
出版社 : 株式会社集英社
掲載誌 : 週刊ヤングジャンプ
レーベル: ヤングジャンプコミックス
発表期間: 2021年3号~
巻数  : 2
アニメ : -

 喪われた初恋の呪縛を解く青春群像ミステリー、開幕。

 恋を知らない中学生・勝之と、学校中の憧れ百々瀬ハルは、ふとしたきっかけから付き合い始めることになるが、ハルとの別れは突然に訪れ―――。
 それから10年。
 時を経て生じた彼女の死への疑念によって、止まっていた青春の針が動き出して…?

出典:青年少女よ、春を貪れ。1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:[osusume]
 10年ぶりにあった友人たちはかつての面影を残しつつも彼らの人生を歩み変わっていた。
 彼らの今に触れて、過去のハルに何が起きたのか、彼らがどう思っていたのかが少しずつ明らかになっていく。
 キーマンはまだ出てきていない古崎さんかな。

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登場人物

・近藤勝之(こんどうかつゆき)
 主人公。
 中学生の頃、「恋」というものがわからない中、転校生の百々瀬に想いを寄せていく。
 ハルと付き合うことになったものの、その3週間後ハルは帰らぬ人となる。 
 10年後、ハルの命日に大人史に呼び出される。

・百々瀬ハル(ももせはる)
 中学生の時に東京から主人公のいる学校へ転校してきた。
 インスタグラマーとして割と有名でDMを貰った男と付き合っていたりした。
 卒業記念に行ったキャンプで亡くなった。

・音無紗衣子(おとなしさえこ)
 中学生の頃ハルと仲良くしていた女子生徒。
 10年が経ち見た目も中身もだいぶ変わっていてた。
 しかし、ハルの死に疑念を持ち主人公に話をしに来る。

・真鍋千鶴(まなべちづる)
 主人公と付き合っている女性。
 ブライダル関係の仕事をしている。
 主人公との結婚を考えているところに音無の影を感じる。

あらすじ

 中学生の頃、主人公・勝之は恋をまだ知らなかった。

 学校に忘れ物を取りに戻った時に、東京から転校してきた百々瀬ハルが教室の窓から足を投げ出しているところを見つける。
 飛び降りるのかと慌てて止めるが、海に近い学校だから潮風を浴びながら足ブラブラさせたら気持ちいだろうからとのことだった。
 そこで彼女がインスタグラマーをやっていることを知り、1枚の写真を撮る。
 翌日、その写真がバズったと笑顔で話しかけてくる彼女、そうして少しずつ彼女と仲良くなっていった。

 卒業も近づく中、自分の思いのたけをぶつけるだけの告白にもならない告白で、彼女と付き合うことになった。
 彼女・ハルが亡くなったのはその3週間後のことだった。 
 
 10年後、社会人となり、付き合っている彼女もいた。
 当時読んだ本の新刊が出ていること、中学生のカップルが楽しそうにしているところを見て感傷的になっていたところ、誰かからの着信があった。
 そのアイコンは、かつて彼女を撮ってバズったあの写真だった。

感想

 地元に帰ってきた主人公。
 10年ぶりにあった友人たちはかつての面影を残しつつも彼らの人生を歩み変わっていた。

 特に10年前、ハルと言ったキャンプについては語ろうともしない。
 というより、そんな話題にさせない。

 彼らの今に触れて、過去のハルに何が起きたのか、彼らがどう思っていたのかが少しずつ明らかになっていく。
 キーマンはまだ出てきていない古崎さんかな。

作者・書籍関連

 山田シロ彦さん
 https://twitter.com/46chan2000


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