漫画感想

【感想】亜人(17巻完結)

2021年5月9日

 アクションが好きな方におすすめ

基礎情報

亜人17巻表紙
出典:亜人17巻表紙

作品名 : 亜人
ジャンル: バトル・サバイブ・サスペンス
漫画  : 桜井亜門
原作  : 三浦追儺
出版社 : 株式会社講談社
掲載誌 : good!アフタヌーン
レーベル: アフタヌーンKC
発表期間: 2012年7月~2021年2月
巻数  : 17
アニメ : 2016年1月~4月、2016年10月~12月

 「電車の中での諒くんね…正義の味方みたい…だったよ」
 高校2年生の高森諒は、幼馴染の伏見姫奈を痴漢の魔の手から救う。
 中学からは疎遠になっていた二人だが、その距離を縮めるように姫奈の積極的なアプローチが始まって…。

 甘くて、淡くて、じれったい―――。
 S級美少女との理想の日々が始まる!!

出典:亜人1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★★★☆
 IBMや亜人自身の特性を実験や検証をしながらそれを戦闘や作戦に生かしてくるのは面白いです。
 田井中陽子さんの回想は何ともやりきれないものですが、そこから下村泉に変わるのことには強さを感じずにはいられません。

Sample

登場人物

・永井圭(ながいけい)
 主人公。物語開始時高校3年生。
 過去の体験から医師を目指し勉学に励んでいたが、帰り道にトラックに轢かれ自身が亜人であると判明。
 死ぬことのない亜人と判明したことで彼と彼の周りは一変する。

・海斗(かいと)
 主人公の友人。
 主人公とは幼い頃から友人であり、自分よりも友人を優先する。

・戸崎優(とさきゆう)
 亜人関連を所管する厚生労働省の役人。
 亜人への残虐な仕打ちを見ても動じない。
 意識不明で入院中の婚約者がおり、その入院費等を支払うためどんなきたない仕事も行う。

・下村泉(しもむらいずみ)
 戸崎の部下(主にボディーガード)として働く女性。亜人。
 亜人になる前は田井中陽子(たいなかようこ)。
 亜人になる際のエピソードは壮絶。(6巻)

・佐藤(さとう)
 糸目の初老の男。亜人。
 本名はサミュエル・T・オーウェン。
 亜人であることを最大限に生かした戦闘を行い、黒い幽霊を使わずとも非常に高い戦闘能力を有している。
 頭が良く利己的な内面を持つ永井の言動や戦闘における作戦を気に入っており、彼との殺し合いを非常に楽しんでいる。

あらすじ

 アフリカの戦場で新生物「亜人」が確認された。
 それは独特の声を発し、死ぬことがないと言われているが、絶対かどうかはわかっていない。

 初夏、友達と下校中だった主人公・永井圭は、トラックに轢かれ死亡するがすぐに生き返った。
 これにより亜人だと判明した永井圭は、政府に追われる身となり、疎遠になっていた幼馴染の海斗を頼ってバイクで逃走を図る。
 戸崎を始めとする政府機関の集団と、「帽子」と呼ばれる謎の男である佐藤が、亜人の田中と共に圭に近付こうと試みる。

 「静かな生活を送ろう」という佐藤に心を許しかけるが、佐藤の手によって戸崎の所属する厚生労働省に差し出されてしまう。
 そして厚労省の暗部で行われていた亜人へのむごい虐待実験、圭はそこで幾たび殺されても死ねないことによる地獄を見る。
 佐藤たちが亜人研究所に乗り込み、圭を救うもその過程で圭の非情な、佐藤の残忍な本性が露わになり、圭は佐藤との戦いの末に別れて研究所から逃れた。

 佐藤は研究所から出てくるときに亜人に対して今まで行われてきた残忍な実験を公表、Webにも公開し世間に訴えると同時に独自の方法で政府未確認の亜人達と合流。そこで佐藤は人の大量虐殺を行うと宣言。

 第1ウェーブとして、亜人実験に加わったグラント製薬の建物を襲うことを予告し、ビルに向けて飛行機を墜落させるという大規模テロを決行。
 さらには佐藤捕獲に動いたSAT50人をショットガンで全滅させ、世間を震撼させる。

 第2ウェーブとして、亜人への弾圧、虐待に加担した組織、容姿人の暗殺を示唆。
 次々と要人が暗殺されていく中、第3ウェーブつまり最終ウェーブに進んでいく。

感想

 2015年に劇場三部作、2016年にはアニメ(分割2クール)、2017年には実写映画化もされています。

 死ぬことのない「亜人」と普通の人間との差別、諍いをどう解決していくのかって話かと思ったら全然違います。
 死ぬことのない「亜人」の特性、生き返り方、黒い幽霊(IBM)を駆使して亜人・佐藤の思惑を阻止するアクションです。
 
 通常の人間に見ることのできないIBM、その特徴や、IBM同士の戦闘など少しずつ解明されていく謎。
 亜人自身も切断された体はどうなるのか、頭部を切断されたらどうなるのか、離れた場所にあった場合はなど、実験や検証をしながらそれを戦闘や作戦に生かしてくるのは面白いです。

 6巻の田井中陽子さんの回想は何ともやりきれないものですが、そこから下村泉に変わるのことには強さを感じずにはいられません。

 17巻で完結となり約9年の連載でした。
 終わり方もすっきりしていて好きです。

 1,2巻あたりとそれ以降では絵柄が変わっています。
 どちらもうまく背景も描き込まれ読みやすいです。

 1巻には原作者として「三浦追儺」の名前がありましたが、2巻からは全て桜井亜門さんが担当しているようです。
 

書籍関連

 桜井亜門さん
 https://twitter.com/ggggggggggero


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