漫画感想

【感想】君と綴るうたかた(1巻)

2021年1月24日

 百合が好きな方におすすめ。

基礎情報

君と綴るうたかた1巻表紙
出典:君と綴るうたかた1巻表紙

作品名 : 君と綴るうたかた
ジャンル: 百合
漫画  : ゆあま
原作  : -
出版社 : 株式会社一迅社
掲載誌 : コミック百合姫
レーベル: YURIHIME COMICS
発表期間:
巻数  : 1
状態  : 連載中
アニメ : -

 人との接点を避けて生きている女子高生・星川雫(ほしかわしずく)は、誰にも見せずに執筆していた小説をクラスメイトの朝香夏織(あさかかおり)に見られてしまう。
 作品を嘲笑されると怯える雫だったが、小説を読んだ夏織からは全く予想していない感想が飛び出してきて…。

 物語を通してつながる少女二人の、甘く切ないひと夏だけの恋人ごっこ

出典:君と綴るうたかた1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★★☆☆
 自責の念から他人との接点を避けていた主人公・星川雫が密かに執筆していた小説を朝香夏織に見られてしまうことから物語が始まる。
 星川に夏休み限定の恋人ごっこを提案する朝香は、星川を以前から知っていたような印象。
 とても読みやすく、今後も良い意味で期待を裏切ってくれそうで楽しみです。
 


 

Sample

主な登場人物

・星川雫
 主人公。
 もう二度と人を傷つけないよう、人との接点を避けている。
 密かに執筆していた小説を朝香夏織に見られてしまう。

・朝香夏織
 主人公のクラスメイト。
 主人公の小説を読み、夏休み限定の恋人ごっこを提案してくる。

あらすじ

 密かに小説を執筆していた主人公・星川雫。
 彼女は自責の念から他人との接点を避けていた。

 執筆を終えた小説、その下書きをしたルーズリーフを自宅で捨てられず、学校のごみに紛らせて捨てようとしたところ、朝香夏織に拾われてしまう。
 翌日、朝香から出てきた感想は予想とは全く異なるものだった。
 自身の書いた自己満足の小説が褒められるなんて、それが嬉しいなんて思いもしなかった。

 次の小説を望む朝香に、もう書くつもりはない題材もないと告げるとこう言われた。
 「付き合おう私と、私たち二人の恋愛小説を書いてよ」

感想

 第1節(=第1話)から漂ってくる主人公の過去。
 第5節で主人公から朝香に告白されますが、次巻以降に詳細が明らかになるでしょう。

 むしろ気になるのは朝香のほう。
 主人公の小説の感想を伝える際に「やっぱり」と言ったり、主人公の告白に対してもすでに知っていたと。

 なんとなく今後の展開が予想できるものの、自分の予想では違和感があるというか齟齬があるというか。
 良い意味で期待を裏切ってくれそうで楽しみです。
 
 あと地味に主人公のお姉ちゃんがはしゃいでたの可愛いです。

 絵は背景も含め安定していて可愛く、とても読みやすいです。

作者・書籍関連

 ゆあまさん
 https://twitter.com/maymaymay7523


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