漫画感想

【感想】シャングリラ フロンティア(1巻)

2020年11月17日

 クソゲー好きにもゲーム好きにもおすすめ。

基礎情報

シャングリラフロンティア1巻表紙
出典:シャングリラ フロンティア1巻表紙

作品名 : シャングリラ フロンティア
ジャンル: 最強クソゲーマーによる最高のゲーム冒険譚
漫画  : 不二涼介
原作  : 硬梨菜
出版社 : 株式会社講談社
掲載誌 : 週刊少年マガジン
レーベル: MAGAZIN KC
発表期間: 2020年7月~
巻数  : 1
アニメ : -

 累計PV2億2千万超え!「小説家になろう」の超人気作が待望のコミカライズ!
 “クソゲー”をこよなく愛する男・陽務楽郎。彼が次に挑んだのは、総プレイヤー数3000万人の“神ゲー”『シャングリラ・フロンティア』だった! 集う仲間(外道)、広がる世界。そして“宿敵”との出会いが、彼の、全てのプレイヤーの運命を変えていく!!
 最強クソゲーマーによる最高のゲーム冒険譚、ここに開幕!!

出典:シャングリラ フロンティア概要

感想概要

 おすすめ:★★★★☆
 主人公の陽務楽郎がクソゲーで磨き上げられたプレイヤースキルで神ゲーに挑む物語。
 考えながらゲームを攻略していくのは見ていて楽しいですし、ユニークモンスターに出会ったりの展開も面白いです。
 今後いろいろな展開がありそうなので楽しみです。

Sample

感想

 主人公の陽務楽郎(ひづとめらくろう)は、バグやらなんやらで普通の人はやらないであろうゲームいわゆるクソゲーを愛してやまず、クソゲーをクリアすることを楽しんでいた。
 新しいクソゲーを求めてゲームショップに訪れた陽務が、悪いものを悪いと知れるのは良いものを知っているからとおすすめされたのは、登録者数3千万人のフルダイブ型VRゲーム「シャングリラ・フロンティア」だった。
 クソゲーで磨き上げられたプレイヤースキルで神ゲーに挑む物語。

 クソゲープレイヤーであることから主人公がプレイヤースキルが高いこと、ゲームをプレイすることに長けていることなどが自然と理解できますし、ゲーム内での戦闘もわかりやすく描写されていて面白いです。
 ゲームを始めてあまり時間をおかずに「七つの最強種」(ユニークモンスター)に出会ったり、サービス開始から1年以上たっても倒されていないユニークモンスターに1対1で挑んで即死しないなど少しご都合主義的かなと思う部分もあります。
 ただそれもイベント発生条件が現時点では明かされていないだけ、主人公のプレイヤースキルが半端なく高いことを表しているとも取れます。
 ストーリー上も一度敗北することで目指す目標や現実味を帯びさせることもでき、ご都合主義よりもストーリーや今後の伏線としての面白さの方が勝ります。
 主人公がちゃんと考えながらゲームを攻略している様子が面白いです。

 攻略サイト(?)を見たり、別のクソゲーで出会ったプレイヤーと交流したりとゲーム内だけの描写でなく現実での描写もあるので、そこでの人間関係もゲームの中で影響していたりして面白いです。

 1巻ではほとんど出番のないヒロインと思われる玲ちゃん、主人公は彼女の所属するクランに誘われるか、どちらが先にユニークモンスターを倒すか、のような展開になるとは思いますがいろいろな展開がありそうなので楽しみです。クソゲー仲間が出てきたりもしていますし。

 絵柄はスッキリと見やすく、漫画としてとても読みやすいです。アクションも迫力がありつつもわかりやすいです。

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