【感想】亜人ちゃんは語りたい（～１０巻まで）

　コメディ好きな方におすすめ。

基礎情報

　バンパイア、デュラハン、サキュバス、雪女―――。
　僕らと少しだけ違う「亜人」、最近では「デミ」と呼ばれてます。（demi-humanから来てるらしい）
　キュートな亜人＜デミ＞ちゃんたちには、キュートな悩みがあるのです。
　新鋭ペトスが描く、ハチャメチャ亜人コメディ、ここに開幕！

出典：亜人ちゃんは語りたい１巻裏表紙

感想概要

主な登場人物

・高橋鉄男（たかはしてつお）
　主人公。生物教師。
　亜人に興味があり、集中しすぎてデリカシーがなくなることも。

・小鳥遊ひかり（たかなしひかり）
　高校一年生。ヴァンパイアの亜人。
　成績があまりよろしくないおバカだが、明るく快活で気立ても良く気遣いもできる子。

・町京子（まちきょうこ）
　高校一年生。デュラハンの亜人。
　自身の頭を前に抱えるように持っている。首までの身長で他の子より大きいので高身長。
　成績優秀。

・日下部雪（くさかべゆき）
　高校一年生。雪女の亜人。
　笑いの沸点が低くかつツボがちょっと違ったところにある。

・佐藤早紀絵（さとうさきえ）
　数学教師。サキュバスの亜人。
　美人でスタイルも良いがサキュバスの性質が濃いことから普段は色気ゼロの格好をしている。

・比嘉薫（ひがかおる）
　高校二年生。キジムナーの亜人。
　人の感情が色として見えることから斜に構えている、もとい中二病。

あらすじ

　人間と少し異なる亜人がいる世界。
　彼らは伝承をもとにした能力を持っている。

　先天的に亜人だった者、後天的に亜人になった者。
　普通の人と亜人とが一緒に生きていけるのか、傍から見れば何ということはなくても当事者には大きな悩みであることも。

　サキュバスの亜人、佐藤早紀絵が密かに想いを寄せる主人公。
　少しずつ信頼関係を気づいてきた二人の恋が動き出す。

感想

　サキュバスの亜人は特に催淫の能力を有するため、恋愛においては反対に苦手になってしまいそうですね。
　それを物語の中で体現しているのがまさに佐藤早紀絵先生。

　自身への恋愛感情なのか、サキュバスの催淫能力の結果なのか。
　触れても催淫されなかった（ように見えた）主人公へ好意を寄せ、少しずつ気づいてきた信頼関係。
　悩みの尽きない能力を持ちがらの恋に目が離せません。

前巻までの感想

【感想】亜人ちゃんは語りたい（～９巻まで）

作者・書籍関連

　ペトスさん
　https://twitter.com/sunoco600

---

　電子書籍はebookjapanがおすすめ！

---