【感想】虹色ゲームメーカー（１巻）

　ゲーム（を作るの）が好きな方におすすめ

基礎情報

　虹野まどかは冴えない女子高生。
　友だちはゲームだけ。
　―――けれど、彼女はゲーム作りの天才だった！

　学校にも家にも居場所がないまどかだったが、ある日、生まれて初めて作ったゲーム「カラフル」がSNSで記録的な話題を呼び、世界中でプレイされることになる。
　さらに、これがきっかけで、その才能を見出され、大手ゲーム会社「＋ギア」に所属することとなり―――！？

　これは、ひとりぼっちの少女が、数億人を夢中にさせ、ゲーム業界を一新する物語！

出典：虹色ゲームメーカー１巻裏表紙

感想概要

登場人物

・虹野まどか（にじのまどか）
　主人公。高校生。１６歳。
　密かに作っていたゲームがクラスメイトの拡散されトレンド入り。
　須賀正巳の目に留まりゲーム作成に誘われる。

・須賀正巳（すがまさみ）
　株式会社＋ギアのゲームプロデューサー。３２歳。
　過去に世界的に有名なゲームを作成したことも。

・星良暦（せら）
　株式会社＋ギアのゲームデザイナー。２２歳。
　須賀に連れられてきた虹野をいち早く「カラフル」の作者と見抜く。


　
　

あらすじ

　学校では友達もいない、むしろ疎まれているくらいの主人公・虹野まどか。
　母にもくだらないことをやらないようにと言われていたが、こっそりと「カラフル」というゲームを自作していた。

　誰に見られるわけではないけれど、誰かに見つけてもらえるかもしれないと、誰からもフォローされていないアカウントで自作ゲームのURLを公開した。
　クラスメイトのいたずらで拡散された自作ゲームはネット上で瞬く間にトレンド入り。

　有名ゲームプロデューサーの目に留まりゲーム作成に誘われる。

感想

　ゲームクリエイターたちの話。
　誰からも見向きもされなかった主人公の虹野がゲーム作りに関しては非凡な才能の持ち主だった。
　彼女の自作したゲームがひょんなことから拡散され見いだされる、まさにシンデレラストーリーという感じです。

　まどかちゃんは友達もいない、おとなしい高校生。
　ドジっ子というかむしろ不幸体質なんじゃないかという場面もありますが、須賀や特に星良視点で彼女の底知れない才能があると感じさせる描写が好きです。

作者・書籍関連

　たかし♂さん
　https://twitter.com/Takasi00

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