漫画感想

【感想】鬼人幻燈抄(1巻)

2021年9月15日

 和風ファンタジーが好きな方におすすめ

基礎情報

鬼人幻燈抄1巻表紙
出典:鬼人幻燈抄1巻表紙

作品名 : 鬼人幻燈抄
ジャンル: 和風ファンタジー
漫画  : 里見有
原作  : 中西モトオ
出版社 : 株式会社双葉社
掲載誌 : -
レーベル: ActionComics
発表期間: -
巻数  : 1
アニメ : -

 江戸時代、山間の集落葛野には「いつきひめ」と呼ばれる巫女がいた。
 よそ者ながら巫女の護衛役を務める青年・甚太は、討伐に赴いた森で遥か未来を語る不思議な鬼に出会う。
 江戸から平成へ―――刀を振るう意味を問い続けながら途方もない時間を旅する鬼人の物語

出典:鬼人幻燈抄1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★★☆☆ 
 和風ファンタジーもの。
 始まったばかりなのでわからないことだらけですが面白い展開になりそうな感じがします。
 1巻では主人公甚太と幼なじみ白雪の恋が時代や環境、状況で望まぬ方向に進んでしまうのは悲しく切ないですね。

Sample

登場人物

・甚太(じんた)
 主人公。18歳(葛野(かどの)編登場時)。
 流れ者だったが葛野の巫女「いつきひめ」を守る護衛役を務めることとなった。
 いつきひめとなった白雪に想いを寄せる。

・白雪(しらゆき)
 葛野のいつきひめ。
 甚太と幼なじみで甚太を想いながらも葛野のために清正と結婚する。

・清正(きよまさ)
 葛野の民で将来その長になる。
 

あらすじ

 江戸時代、人知を超える鬼がいた。
 山間の集落葛野には「いつきひめ」という巫女がおり、葛野の民をまとめていた。

 いつきひめを、葛野を守るため鬼切役をする主人公・甚太。
 腕が立ち、江戸でも彼ほどの刀の使い手はいないと言われたほどだった。
 いつきひめであり、幼馴染でもあり、想いを寄せる白雪のために戦っていた。

 ある日未来を見ることができる鬼と巨躯の鬼が現れる。
 いつものように鬼を斬ろうとするが、強く理性的でその場では討ち取れなかった。

 葛野に戻り報告をした後、白雪からは一日一人の村娘として甚太と過ごしたいという。
 その日の終わり、白雪からは葛野のため清正と結婚すると告げられる。
 
 巨躯の鬼の根城に行き、鬼を切り伏せようとする甚太は。
 
 

感想

 和風ファンタジーもの。
 もともとは小説家になろうで発表されたもののようです。

 始まったばかりなのでわからないことだらけですが面白い展開になりそうな感じがします。
 鬼が何なのか、どういった目的なのか。
 未来が見える鬼が何を見てどう動くのか。
 始めに出てきた平成の世とどうつながるのか。

 かといって1巻で全く面白くないということはありません。
 主人公甚太と幼なじみ白雪の恋が時代や環境、状況で望まぬ方向に進んでしまうのは悲しく切ないですね。

作者・書籍関連

 里見有さん
 https://twitter.com/usatomi


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