漫画感想

【感想】アカイリンゴ(2巻まで)

2021年3月1日

 

基礎情報

アカイリンゴ2巻表紙
出典:アカイリンゴ2巻表紙

作品名 : アカイリンゴ
ジャンル: ファンタジー、ヒューマンドラマ
漫画  : ムラタコウジ
原作  : -
出版社 : 株式会社講談社
掲載誌 : コミックDAYS
レーベル: ヤンマガKC
発表期間: 2020年1月~
巻数  : 2
状態  : 連載中
アニメ : -

 令和XX年、日本では、性行為が違法となった。

 「セトリ(厚生労働省性行為取締官)」の幹部を父に持つ優等生。犬田光は、悪友シバに連れられて初めて訪れたクラブで、衝撃的な光景を目にする。
 そこには、酒と音楽にまみれ、激しく絡み合う男女の姿が…!
 違法なはずのその行為を目にした瞬間、犬田の身体を未知の”衝動”が駆け巡る。

 そしてその”衝動”が、犬田の運命の歯車を狂わせていく―――。

出典:アカイリンゴ1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★★☆☆
 性行為が違法になっている日本で、思春期の優等生が興味や誘惑、本能や理性の間で揺れ動くさまは面白いです。
 1巻から若干(?)やばい感じの描写がされている主人公の母親が今後どうしてくるのか楽しみです。


 

  • 物語性
    6
  • 人物像
    5
  • 世界観
    7
  • 絵画力
    7
  • 緻密さ
    8
  • 漫画力
    7
  • 更新度
    5
  • 作家性
    5
  • 話題性
    4
  • 希少性
    0

主な登場人物

・犬田光(いぬたひかる)
 主人公。
 「セトリ」の父をもつ優等生。

・宇宙美空(うちゅうみそら)
 日本で一番売れている女優。
 ウチュラの愛称で呼ばれている。

・水瀬優(みなせゆう)
 主人公の家のお隣さん。
 保育園から高校までずっと同じ幼馴染の女の子。
 子供の頃主人公が水瀬家で漏らしたことから主人公を「うんこマン」と呼ぶ。

・志場番太(しばばんた)
 主人公の友達。
 成績はかなり悪いが気立てのいい男の子。
 主人公をクラブに誘う。

・壇田律(だんだりつ)
 主人公の通う令和星仰学園の美術教師。30歳。
 高校生の初心な男子に興奮する人。
 

あらすじ

 令和XX年、日本では性行為等取締法が制定され、性行為が全面禁止となっていた。

 悪友の志場に誘われ、怪しげなクラブに行くと、そこにいたのはウチュラの愛称で有名な宇宙美空だった。

 クラブではぐれた志場を探している最中VIP ROOMに迷い込んでしまう。
 そこでは複数の男女が絡み合い、先程出会った美空も混ざろうとしていた。

 その場をやり過ごしたものの、その場で見た衝撃を忘れられずにいる主人公は、またクラブを訪れる。

 
 
 

感想

 性行為が違法になっている日本で、思春期の優等生が興味や誘惑、本能や理性の間で揺れ動くさまは面白いです。
 
 2巻では水瀬ちゃん視点の話が多くていいですね。
 水瀬ちゃんが主人公にどうやって想いを寄せきたのか、戸惑いながら誘うところとか。

 美空ちゃんは主人公に興味があったのに、なんで壇田先生に絡みに行くんだ。
 (狙ってた獲物に手を出したと)絡んできたのは壇田先生のほうだし、やり返すって意味でも障害を排除するって意味でもいい手か。

 1巻から若干(?)やばい感じの描写がされている主人公の母親が今後どうしてくるのか楽しみです。

作者・書籍関連

 ムラタコウジさん
 https://twitter.com/wooonkoji


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