漫画感想

【感想】探偵はもう、死んでいる。-the lost memory-(1巻)

2021年5月26日

 推理ものと思って騙されたい方なら面白いのかもしれない。

基礎情報

探偵はもう、死んでいる。-the lost memory-1巻表紙
出典:探偵はもう、死んでいる。-the lost memory-1巻表紙

作品名 : 探偵はもう、死んでいる。-the lost memory-
ジャンル: ミステリー風
漫画  : poni
原作  : 二語十
出版社 : 株式会社KADOKAWA
掲載誌 : コミックアライブ
レーベル: MFコミックス アライブシリーズ
発表期間: 2021年3月号~
巻数  : 1
アニメ : -

 平凡な高校生の俺・君塚君彦はかつて名探偵の助手だった。
 
 シエスタを失ってから1年が経ち、夏凪渚や斎川唯と出会い、シャーロット・有坂アンダーソンと再会した俺は、ある日、彼女たちとともに《シエスタ》に誘拐される。

 そこで語られるのは、俺が「忘れている」らしいシエスタの死の真相だった―――。

出典:探偵はもう、死んでいる。-the lost memory-1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:☆☆☆☆☆
 ラブコメをやりたいのか、ミステリーをやりたいのか。
 原作を読んでいない人は基本置いてけぼりです。
 後半への伏線なんでしょうが、トイレの華子さん大量発生のところの青春ラブコメに似た何かはいるんでしょうか。
 後半イギリスに話の舞台が移りますが、背景の描写に違和感、というより人物の描写とマッチしておらず見にくいです。

Sample

主な登場人物

・君塚君彦(きみづかきみひこ)
 主人公。
 3年間名探偵シエスタの助手をしていた。

・シエスタ
 飛行機ハイジャック事件で君塚を助手にする。
 既に亡くなっている。

・夏凪渚(なつなぎなぎさ)
 自身が移植された心臓の元の持ち主を探して会いたいと君塚に依頼した。
 移植された心臓はシエスタのものだと後に判明する。

・斎川唯(さいかわゆい)
 日本のトップアイドル。
 以前に夏凪渚と君塚君彦に家宝のサファイアを守ってほしいと依頼をした。

・シャーロット・有坂・アンダーソン
 自称シエスタの一番弟子。
 
 

あらすじ

 主人公・君塚君彦は夏凪渚、斎川唯、シャーロット・有坂・アンダーソンとともに監禁されていた。

 監禁された部屋にはモニター以外に何もなく、主人公達が意識を取り戻してから少ししてシエスタが映し出される。
 シエスタからは彼女自身の死の真相を見届けてほしいと言われる。
 

感想

 ラブコメをやりたいのか、ミステリーをやりたいのか。
 はたまたSFアクションをやりたいのか。

 コミックスの展開を本編と並行して行うのはいいのですが、斎川唯は同時発売の本編コミックス2巻で登場したばかり、シャーロット・有坂・アンダーソンに至っては誰?状態。
 原作を読んでいない人は基本置いてけぼりです。
 
 後半への伏線なんでしょうが、トイレの華子さん大量発生のところの青春ラブコメに似た何かはいるんでしょうか。
 流す映像間違えたとシエスタが言っていますが、こんな詳細に映像が残ってるのはなんでなんでしょうね。
 四六時中監視・録画でもされていたんでしょうか。

 というか家族でも恋人でもないのに主人公が風呂に入ってるところに入ろうとしたり、トイレに入ってるところをのぞき込んで入っていったり、シエスタさんの常識を疑ってしまいます。そんな映像のこさないで。

探偵はもう、死んでいる。-the lost memory-1巻126
出典:探偵はもう、死んでいる。-the lost memory-1巻

 後半イギリスに話の舞台が移りますが、背景の描写に違和感、というより人物の描写とマッチしておらず見にくいです。
 写真トレスが悪いとかではなくて、絵柄に合わせて描くなりしてほしいです。
 

作者・書籍関連

 poniさん
 https://twitter.com/popop0ni


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