【感想】駆除人（～４巻まで）

基礎情報

　異世界で”駆除”うけたまわります―――！
　清掃員兼害虫駆除業者のコムロ・ナオキは、不慮の事故で死亡後、運よく転生して異世界に来ていた。日銭を稼ぐため、魔物の”討伐”なんてできないけど”駆除”ならば、なんてことで、前世の知識を生かして罠や仕掛けで小さな魔物の駆除の仕事をしていたら、なぜか異常なスピードで強くなってしまい…？
　そして、仕事の中で出逢った奴隷の少女や、バトルジャンキーな女戦士など、駆除が結んだ縁なのか、ナオキのもとには彼を慕う仲間たちが集まり始める。ツナギを着た転生者のスローライフ異世界漫遊記、開幕―――！

出典：駆除人１巻裏表紙

感想概要

主な登場人物

・コムロ・ナオキ
　主人公。
　清掃員兼害虫駆除業者。
　普段から作業着であるツナギを着ておりのんびりとした性格。
　異世界転生後も大きな混乱もなく状況を理解しながら生活している。
　フロウラにてコムロカンパニーを設立し社長になる。

・セーラ
　ゲッコー族の少女。
　スズメバチに似た大型魔物ベスパホネットの巣と化した廃墟に捕まっていた奴隷。
　奴隷にされたことで人間に不信感を抱いていたが、ナオキの優しさに心を許し服従を誓い、奴隷制を好まないナオキ泣き寝入りして奴隷となる。

・アイル
　クーベニアで冒険者ギルドの訓練教官に就いていたビキニアーマーの女戦士。
　ナオキの昇任試験の担当をするも、あっさり負けたことで興味を持ち、教官を退いてナオキとの旅に強引に同行するようになる。
　何より剣士として魔物との戦いを好む（ナオキはバトルジャンキーと陰で呼んでいる）。

・ベルサ
　魔物学者。
　父親はマリナポートの前の領主。
　自宅でカビたパンを食べ、動けなくなっているところをナオキとテルに助けられた

・セス
　黒猫族。
　故郷のアデル湖での漁が難しくなり、フロウラまで2週間かけてやってきた

・メルモッチ・ゼファソン
　羊族。愛称はメルモ。
　虫好きでグロ好きで魔物から血が出るのが好き

あらすじ

　清掃員兼害虫駆除業者として働いていたコムロ・ナオキは、不慮の事故で死亡してしまうが、転生して異世界へやってきた。
　「魔物と戦うのは無理だけど…」ということで害虫駆除の仕事をしていたら、身体に異変が起きる。

　魔王を倒した勇者のレベルに迫る勢いで成長したが俺TUEEE害虫駆除するお話。

感想

　前回感想を書いて１年、続巻が出るとは思いませんでした。
　
　前回は大いなる意思みたいなものが働いて異世界に来たのでは、みたいなノリだったと思うんですが。
　ちぃーす神様でぇーす、邪神でぇーすみたいなノリで現れ、勇者を駆除して回れと言い出す。

　神様、異世界内に顕現？できてるなら自分でやればいいじゃん。
　邪神も出て来たけど別に争っているようでもないし。

前巻までの感想

【感想】駆除人（～３巻まで）

おすすめ度：★★☆☆☆ 　害虫・害獣駆除をしながら奴隷を救ってみたり他の異世界転生者にあってみたりするお話。 　レベルやスキルがある世界観ですが、この世界の経験値設定はどうなってるんだろうか。

作者・書籍関連

　浅川圭司さん
　https://twitter.com/asakawakeiji

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（作者関連）ミスマルカ興国物語

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