フィギュアスケートが好きな方におすすめ。
基礎情報
作品名 : メダリスト
ジャンル: スポーツ(フィギュアスケート)
漫画 : つるまいかだ
原作 : -
出版社 : 株式会社講談社
掲載誌 : アフタヌーン
レーベル: アフタヌーンKC
発表期間: 2020年7月号~
巻数 : 2
状態 : 連載中
アニメ : -
「司先生は…っ わたしが世界一になりたいって言ったら手伝ってくれますか?」
出典:メダリスト1巻裏表紙
フィギュアスケート強豪国・日本―――。
世界レベルで競い合う全日本選手権に出場できるのは、ほんのひと握りの選手だけ。
生活の全てをスケートに捧げてきたが夢破れた青年・司と選手になることを熱望しながらも、見放された少女・いのり。
氷の上で出会った二人がコーチと選手となって誰より熱く、世界を目指す!
感想概要
おすすめ:★★★★☆
いのりちゃんすごく素敵です。
いのりちゃんのお母さんの話はなくなというのが無理な話。
三家田ちゃんの演技、失敗からのリカバリーのところ、実際こうゆうこともあるんだろうと思えますし、演技後にコーチがちゃんと話をするのも良いです。
- 物語性
- 9
- 人物像
- 10
- 世界観
- 10
- 絵画力
- 9
- 緻密さ
- 8
- 漫画力
- 9
- 更新度
- 7
- 作家性
- 6
- 話題性
- 4
- 希少性
- 0
主な登場人物
・結束いのり(ゆいつかいのり)
主人公。
小学五年生。ミミズと引き換えに一人でフィギュアスケートの練習をしていた子。
姉が以前フィギュアスケートを習い挫折した経験から親に習うことを止められる。
明浦路司に出会いフィギュアスケートの才能を開花させていく。
・明浦路司(あけうらじつかさ)
全日本選手権を目指すのであれば5歳から始めるべきと言われている中、中学生から始めた。
夢破れて現実と折り合いつつもフィギュアスケートを諦められずにいた。
偶然出会ったいのりに才能と、過去の自分を重ねコーチをすることを決める。
・高峰瞳(たかみねひとみ)
以前明浦路司とアイスダンスをしていた相方。
司にクラブのアシスタントコーチの話を持ちかける。
・三家田涼佳(みけたりょうか)
グラビティ桜通FC所属。小学三年生。
気性が荒め。抜群のリズム感と高い身体能力をもつ。
主人公と友達。
髪型が可愛い。
・狼嵜光(かみさきひかる)
名港ウィンドFSC所属。主人公と同い年。
全日本ノービスB優勝者。
あらすじ
今やフィギュアスケート強豪国となった日本。
世界屈指の選手がいるが、その陰にはあと一歩で世界に届かなかった選手がどれほどいるか。
生活全てをフィギュアスケートに費やしても世界への進出の試金石となる全日本選手権までこぎつける選手は数えるほどしかいない。
結束いのりのコーチとなった明浦路。
バッジテストを受けながら大会に出て経験とメダルを獲得していくこととした二人。
目標としている狼嵜光の出る名港杯に初級枠で出場し優勝を目指すことにした。
同じ級で実力のある三家田涼佳と優勝を争うことになり練習を重ね、逆転の構成を思いつきいざ大会へ。
初めての大会、練習時間での失敗、母親からの構成変更のお願い…。
その勝負の行方は。
感想
いのりちゃんすごく素敵です。
緊張でガクガクになったりくじけそうになったり焦ったり、心配させないようにと健気だったり。
でも素直さと芯の強さが、最後の最後まで勝つことを考えているところがすごいです。
本当に小学五年生かと。
いのりちゃんの演技だけでなく、三家田ちゃんの演技もすごくいいです。
失敗からのリカバリーのところ、実際こうゆうこともあるんだろうと思えますし、演技後にコーチがちゃんと話をするのも良いです。
名港杯の話が終わるとすぐに西日本大会の話へ。
スピード感のある展開ですがそれでも熱さを失うどころかもっと熱い展開になりそうで早く続きが読みたいです。
いのりちゃんのお母さんが、いのりちゃんの滑りを見て今までの自分に気づかされるシーン。
よろしくない、とてもよろしくない。この後のいのりちゃんの演技後の親子の会話のシーンもあり、泣かない方が無理でしょ。
余談
初版には「友達として大好き」とのコラボペーパーがつきます。
是非初版をお求めください。
前巻までの感想
作者・書籍関連
つるまいかださん
https://twitter.com/2lm_ykd
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