漫画感想

【感想】ゲシュタルト(~2巻まで)

2021年9月11日

 サバイバルものが好きな方なら面白いかもしれない。

基礎情報

ゲシュタルト2巻表紙
出典:ゲシュタルト2巻表紙

作品名 : ゲシュタルト
ジャンル: サバイバル&カタストロフィー
漫画  : 陽藤凛吾
原作  : -
出版社 : 株式会社講談社
掲載誌 : ヤングマガジン
レーベル: ヤンマガKC
発表期間: 2021年第12号~
巻数  : 2
アニメ : -

 退屈な日々に刺激を求める、自己中心的な薄情者、主人公蒼々(そうそう)。
 半径3m、手が届く範囲ならば誰にでも手を差し出す、正義感に溢れる女子高生、花実。
 対極の人間性を持つ男女が出会ったその日、全ての人類にとっての終末がはじまる―――。
 ”はこぶね”へ運ばれた二人は「コンシェルジュ」により、新人類と位置付けられ、同時に現人類のリセットを告げられる。
 人が人を選別する、戦慄のサバイバル&カタストロフィーが幕を開ける。

出典:ゲシュタルト1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★★☆☆
 破壊の主と再生の主との対立に巻き込まれている様相となり、それぞれの遣いで争うなか、主人公たち「破壊の主」の遣いの中でも人類を滅ぼす「偉大なる破壊の主の御使い」派と人類を守る「半径3m」派で分かれます。
 はこぶねで食べた実の材料をがわかったり、コンシェルジェの行動から主人公だけ逃れられるなど、今後の展開が読みにくいのは面白いですね。

Sample

主な登場人物

・新道蒼々(しんどうそうそう)
 主人公。17歳。高校生。
 自己中心的で城川に最低と罵られる。
 空に映し出された「大事なお知らせ」を撮影しようとして”はこぶね”に。

・城川花実(しろかわはなみ)
 17歳。女子高生。
 いじめと思しき現場に突っ込んでいくような正義感の持ち主。

・ソフィーア
 ムンバイでの主人公の活躍で主人公に興味を持つ。

・トピオ
 はこぶねからムンバイに飛ばされた際にはこぶねにかかわってしまい人類を殺すしかないと考えた。
 その矢先、再生の主の遣いに殺される。

・ボーン
 はこぶねからLAに飛ばされた際に誰も殺さなかったことからムンバイに飛ばされた際にモンスターにされた。
 アダーにより葬られる。

・アダー
 はこぶねからムンバイに飛ばされた際に出身地であるムンバイを守るためアダーを葬る。
 後に「偉大なる瓦解の主の御使い」派に焼き殺される。

あらすじ

 いじめと思しき現場を目撃する主人公・蒼々。
 助けることはせず自身のフォロワーを稼ぐために使うため動画を撮っていた。
 そんな中城川花実が突っ込み助けに入る。
 しかし、それはパンチラ盗撮魔を殴っていた撮られた女の彼氏だった。
 
 退屈な日々の中刺激を求めていた蒼々達に非日常は突然訪れた。
 空に映る謎の時間。熱い雨が降り街は混乱。
 「大事なお知らせ」としてヒーローを募集するような文字が浮かぶ。

 それを撮影しようとしてスマホを向ける蒼々は、花実とともに”はこぶね”に運ばれる。
 コンシェルジュと名乗る者から新人類として選ばれ現人類のリセットをすると言われる。

 戸惑いながらはこぶねで説明を受けるも全く分からず、そのままLAへ飛ばされる。
 自分たちがそれぞれガジェットを起動し、人をたやすく殺すことができる能力を身に着けてしまったことを知る。

 LAでガジェットの使い方がわからず人を殺してしまった主人公、他のものも人を殺めてしまう。
 そんな中誰も殺さずにいたボーンは、LAからはこぶねに戻るとそれをコンシェルジェにとがめられる。

 次の場所、ムンバイではモンスターにされたボーンが暴れる中、ムンバイ出身のアダーが身を挺してムンバイを守る。
 コンシェルジェには人類を殺すように言われ、人類を殺さなければモンスターにされ、さらには再生の主の遣いまで現れる。
 

感想

 破壊の主と再生の主との対立に巻き込まれている様相となり、それぞれの遣いで争うなか、主人公たち「破壊の主」の遣いの中でも人類を滅ぼす「偉大なる破壊の主の御使い」派と人類を守る「半径3m」派で分かれます。
 はこぶねで食べた実の材料をがわかったり、コンシェルジェの行動から主人公だけ逃れられるなど、今後の展開が読みにくいのは面白いですね。

 絵は若干癖がありますが、背景も描き込まれており読みやすいです。


 

前巻までの感想

作者・書籍関連

 陽藤凛吾さん
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