漫画感想

【感想】永世乙女の戦い方(~5巻まで)

2021年7月3日

 将棋が好きな方におすすめ。

基礎情報

永世乙女の戦い方5巻表紙
出典:永世乙女の戦い方5巻表紙

作品名 : 永世乙女の戦い方
ジャンル: 女子高生×将棋
漫画  : くずしろ
原作  : -
出版社 : 株式会社小学館
掲載誌 : ビッグコミックスペリオール
レーベル: ビッグコミックス
発表期間: 2019年第10号~
巻数  : 5
アニメ : -

 こんな切ない戦いがあるのか―――
 獰猛で冷徹な勝負師の顔で相手を屠り、あどけない笑顔で観る者を魅了する。
 盤上を舞う女神(ヴァルキリー)の戦いが始まる―――

出典:永世乙女の戦い方1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★★★☆
 公式戦でも早指しをしてくるアナスタシアに戸惑いを見せつつも真っ向から受けてたつ香。
 刀での斬りあいに例えた進行は将棋の内容がわからなくても話の内容がわかりやすいです。

  • 物語性
    9
  • 人物像
    10
  • 世界観
    9
  • 絵画力
    9
  • 緻密さ
    9
  • 漫画力
    10
  • 更新度
    7
  • 作家性
    6
  • 話題性
    3
  • 希少性
    0

主な登場人物

・早乙女香(さおとめこう)
 主人公。高校2年生。
 天野夏織に憧れて女流棋士に。
 将棋以外には無頓着で無関心。

・天野香織(あまのかおり)
 女流棋戦7大タイトル全てを持つ最強の女流棋士。
 難病により肌を出せず手袋等をしている。

・角館塔子(かくのだてとうこ)
 通称とーこちゃん。
 女流三段。
 香のデビュー戦の相手で、香を負かした。

・須賀田空(すがたうつろ)
 中学2年生。
 奨励会二段。女流棋士を見下し目の敵にしている。
 
・四条
 香の師匠。

・亜久原初音(あくはらはつね)
 香の姉弟子。
 マイナビ女子オープンで戦い、香が勝利した。

・夏木小百合(なつきさゆり)
 マイナビ女子オープン戦2回戦対戦相手。
 女流七段。ファンの間では魔女と呼ばれる。
 女流王将戦で角館を降している。

・アナスタシア
 マイナビ女子オープン戦3回戦対戦相手。
 小学4年生。アマ女流棋士。

あらすじ

 女流棋戦七大タイトルを持ち、女流将棋界に君臨する女王・天野香織。
 かつて彼女に将棋を教わり、憧れて女流棋士になった主人公・早乙女香。

 高校2年生、17歳の香は、香織と戦うためにマイナビ女子オープンに挑む。
 1回戦で姉弟子・亜久原初音、2回戦で魔女とも呼ばれる女流七段・夏木小百合を降し3回戦へ。

 3回戦では小学生アマ女流棋士アナスタシアとの対戦。
 一方、奥では須賀田と角館との対局も行われていた。

感想

 公式戦でも早指しをしてくるアナスタシアに戸惑いを見せつつも真っ向から受けてたつ香。
 刀での斬りあいに例えた進行は将棋の内容がわからなくても話の内容がわかりやすいです。
 

永世乙女の戦い方5巻064
出典:永世乙女の戦い方5巻

 
 斬りあいに例えること、勝つための盤面の見方、題名と見事にマッチしていて好きです。

前巻までの感想

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 くずしろさん
 https://twitter.com/kuzushiro


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