漫画感想

【感想】永世乙女の戦い方(~4巻まで)

2021年2月1日

 将棋が好きな方におすすめ。

基礎情報

永世乙女の戦い方4巻表紙
出典:永世乙女の戦い方4巻表紙

作品名 : 永世乙女の戦い方
ジャンル: 女子高生×将棋
漫画  : くずしろ
原作  : -
出版社 : 株式会社小学館
掲載誌 : ビッグコミックスペリオール
レーベル: ビッグコミックス
発表期間: 2019年第10号~
巻数  : 4
アニメ : -

 こんな切ない戦いがあるのか―――
 獰猛で冷徹な勝負師の顔で相手を屠り、あどけない笑顔で観る者を魅了する。
 盤上を舞う女神(ヴァルキリー)の戦いが始まる―――

出典:永世乙女の戦い方1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:[osusume]
 天野香織を目指し参加したマイナビ女子オープン、51歳の女流七段に香が挑むところ。
 年齢的な老いとは裏腹に、長期休暇を挟んだ余裕のある強さ、対女流に特化した強さ、奨励会にいた際の獣のような強さ。ファンに魔女と呼ばれる、今まで指してきた全てで戦う姿は重みを伴って怖くすらありますね。

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主な登場人物

・早乙女香(さおとめこう)
 主人公。高校2年生。
 天野夏織に憧れて女流棋士に。
 将棋以外には無頓着で無関心。

・天野香織(あまのかおり)
 女流棋戦7大タイトル全てを持つ最強の女流棋士。
 難病により肌を出せず手袋等をしている。

・角館塔子(かくのだてとうこ)
 通称とーこちゃん。
 女流三段。
 香のデビュー戦の相手で、香を負かした。

・四条
 香の師匠。

・亜久原初音(あくはらはつね)
 香の姉弟子。
 マイナビ女子オープンで戦い、香が勝利した。

・夏木小百合(なつきさゆり)
 対戦相手。
 女流七段。ファンの間では魔女と呼ばれる。

あらすじ

 女流棋戦七大タイトルを持ち、女流将棋界に君臨する女王・天野香織。
 かつて彼女に将棋を教わり、憧れて女流棋士になった主人公・早乙女香。

 高校2年生、17歳の香は、香織と戦うためにマイナビ女子オープンに挑む。
 第1戦では姉弟子・亜久原初音に勝ち、次へ駒を進める。

 待ち受けるのはかつて師匠の四条と切磋琢磨した女流七段・夏木小百合、魔女と呼ばれるその人だった。

感想

 51歳の女流七段に香が挑むところ。
 51歳に使うのは不適切かもしれませんが、老練ともいえる強さで香を苦しめます。

永世乙女の戦い方4巻117
出典:永世乙女の戦い方4巻
永世乙女の戦い方4巻118
出典:永世乙女の戦い方4巻

 
 年齢的な老いとは裏腹に、ブランクを埋めるために勉強、対策をし、今後も見据えて考えた戦法を試してきます。
 長期休暇を挟んだ余裕のある強さ、対女流に特化した強さ、奨励会にいた際の獣のような強さ。
 まさに生きてきた、指してきた全てで戦う姿は重みを伴って怖くすらありますね。

前巻までの感想

作者・書籍関連

 くずしろさん
 https://twitter.com/kuzushiro


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