漫画感想

【感想】君と綴るうたかた(~2巻まで)

 百合が好きな方におすすめ。

基礎情報

君と綴るうたかた2巻表紙
出典:君と綴るうたかた2巻表紙

作品名 : 君と綴るうたかた
ジャンル: 百合
漫画  : ゆあま
原作  : -
出版社 : 株式会社一迅社
掲載誌 : コミック百合姫
レーベル: YURIHIME COMICS
発表期間:
巻数  : 2
状態  : 連載中
アニメ : -

 人との接点を避けて生きている女子高生・星川雫(ほしかわしずく)は、誰にも見せずに執筆していた小説をクラスメイトの朝香夏織(あさかかおり)に見られてしまう。
 作品を嘲笑されると怯える雫だったが、小説を読んだ夏織からは全く予想していない感想が飛び出してきて…。

 物語を通してつながる少女二人の、甘く切ないひと夏だけの恋人ごっこ

出典:君と綴るうたかた1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★★★☆
 主人公・星川の過去や朝香の気持ちが明かされてきます。
 テンポ良くもストーリーは丁寧に進めている印象で、自分の予想した展開とはちょっと違った展開で面白いです。
 星川の後悔や自責の念、そこから朝香と相手に向き合おうとするところとかやや暗い話題ながらも前向きで良いです。
 本編とほぼ関係ない星川姉の可愛さ(カバー下表紙とか)をどうにかしてほしい(やめてほしいとは言っていない)


 

Sample

主な登場人物

・星川雫(ほしかわしずく)
 主人公。
 もう二度と人を傷つけないよう、人との接点を避けている。
 密かに執筆していた小説を朝香夏織に見られてしまう。

・朝香夏織(あさかかおり)
 主人公のクラスメイト。
 主人公の小説を読み、夏休み限定の恋人ごっこを提案してくる。

・るり
 主人公の小学生時代のクラスメイト。

・芹(せり)
 るりの友人。

あらすじ

 密かに小説を執筆していた主人公・星川雫。
 彼女は自責の念から他人との接点を避けていた。

 執筆を終えた小説、その下書きをしたルーズリーフを自宅で捨てられず、学校のごみに紛らせて捨てようとしたところ、朝香夏織に拾われてしまう。
 翌日、朝香から出てきた感想は予想とは全く異なるものだった。
 自身の書いた自己満足の小説が褒められるなんて、それが嬉しいなんて思いもしなかった。

 次の小説を望む朝香に、もう書くつもりはない題材もないと告げるとこう言われた。
 「付き合おう私と、私たち二人の恋愛小説を書いてよ」

 星川が小学生時代にひとをいじめていたと朝香に告白するも、朝香は知っていたという。
 なぜ知っているのか、知っていてなぜ自分に近づいてきたのか、朝香の考えることがわからず戸惑いと困惑とかつての自身への後悔と様々な感情が渦巻く星川に朝香から手紙が届く。

感想

 主人公・星川の過去や朝香の気持ちが明かされてきます。
 テンポ良くもストーリーは丁寧に進めている印象で、自分の予想した展開とはちょっと違った展開で面白いです。

 星川の後悔や自責の念、そこから朝香と相手に向き合おうとするところとかやや暗い話題ながらも前向きで良いです。
 るりちゃんと特に芹ちゃんとのやりとり、朝香の体調など今後の展開に関わる描写もあり今後もいい意味で期待を裏切ってくれそうです。

 絵は背景も含め安定していて可愛く、とても読みやすいです。
 本編とほぼ関係ない星川姉の可愛さ(カバー下表紙とか)をどうにかしてほしい(やめてほしいとは言っていない)

前巻までの感想

作者・書籍関連

 ゆあまさん
 https://twitter.com/maymaymay7523


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