漫画感想

【感想】ゴブリンスレイヤー(~11巻まで)

2021年6月6日

 ダークファンタジーが好きな方におすすめ。

基礎情報

ゴブリンスレイヤー11巻表紙
出典:ゴブリンスレイヤー11巻表紙

作品名 : ゴブリンスレイヤー
ジャンル: ダークファンタジー
漫画  : 黒瀬浩介
原作  : 蝸牛くも
出版社 : 株式会社スクウェア・エニックス
掲載誌 : 月刊ビッグガンガン
レーベル: ぎっぶガンガンコミックス
発表期間: 2016年Vol.6~
巻数  : 11
アニメ : 2018年10月~12月

 冒険者になったばかりの女神官は、初めての冒険で、弱小モンスター・ゴブリンの思わぬ脅威にさらされる。
 そこに現れたのは、「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれる、粗末な鎧を身にまとった男だった。
 男は、無慈悲なまでに淡々とゴブリンを狩り始めていく…。
 ゴブリン退治に取り憑かれた男と、彼を取り巻く少女たちの活躍を描く、WEB発大人気ダークファンタジーを衝撃的なハイクオリティでコミカライズ!!
 原作者・蝸牛くもによる書き下ろしSSも収録!!

出典:ゴブリンスレイヤー1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★★☆☆
 アニメ化、劇場化もしています。
 外伝も複数ありシリーズ累計700万部を超える人気作。
 アニメ2期も決まったとか。
 ゴブリンが蔓延っている中、村が襲われ食糧や女性が奪われるような事態で国が冒険者ギルドに退治を任せるってどんな国家運営をしてるのか、という点に目をつぶれば面白いです。
 作品の雰囲気、絵柄、アクション、描き込みとても良いです。

Sample

主な登場人物

・ゴブリンスレイヤー
 主人公。
 銀等級の冒険者。
 幼少期にゴブリンに姉を嬲り殺されてからゴブリンを殺すことのみをしている。
 む、うむくらいしか言わない。
  
・女神官
 白磁級の冒険者(物語開始時)。
 駆け出しの冒険者として登録し、パーティでゴブリン退治に挑むものの全滅の危機に。
 そこをゴブリンスレイヤーに助けられてからパーティを組むようになる。

・妖精弓手
 ハイエルフの銀等級冒険者。
 弓矢の名手。
 魔神王の復活とその討伐に向けてエルフ・ドワーフ・リザードマン・人族の政治的問題のつかいっぱしりからパーティーを組むことに。
 その後もゴブリンスレイヤーとパーティーを組む。

・鉱人道士
 ドワーフの銀等級冒険者。
 多様な魔術の使い手。
 ハイエルフとともにゴブリンスレイヤーのパーティに。
 お酒大好き。

・蜥蜴神官
 銀等級の冒険者。
 神官。というより戦闘僧か。
 ハイエルフとともにゴブリンスレイヤーのパーティに。
 チーズ大好き。

・受付嬢
 ゴブリンスレイヤーが冒険者になった時から彼を見守っている。
 彼に想いを寄せつつも言い出せずにいたが。

・牛飼娘
 ゴブリンスレイヤーの幼馴染で、かつて彼と住んでいた村の生き残り。
 彼に想いを寄せながら受付嬢などに引け目を感じている。

あらすじ

 ドラゴン、デーモン、祈らぬ者ども…。
 怪物たちが現れ暴れるたびにどこかの村や誰かが助けを求める。
 それを解決するのが冒険者の仕事。
 そしてその怪物の中でも一番数が多いのがゴブリン。

 数ばかり多く、ゴブリン退治の報酬は安く熟練者は面倒がって依頼を受けない。
 そうして新人の冒険者を送り込むしかなくなり、彼らは死ぬか傷つきながらゴブリンを退治する。
 退治できてしまうから国は動かないし、軍隊も送らない。

 そこに一人、ゴブリンを専門に狩る冒険者が。「ゴブリンスレイヤー」がいた。
 彼は淡々と粛々とゴブリンたちを殲滅していく。

感想

 アニメ化、劇場化もしています。
 外伝もブランニューデイ、イヤーワン、鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》とシリーズ累計700万部を超える人気作。
 アニメ2期も決まったとか。
 
 ゴブリンが蔓延っている中、村が襲われ食糧や女性が奪われるような事態で国が冒険者ギルドに退治を任せるってどんな国家運営をしてるのか、という点に目をつぶれば面白いです。

 11巻では雪山編完結と新章スタート。
 作品の雰囲気、絵柄、アクション、描き込みとても良いです。

ゴブリンスレイヤー11巻062
出典:ゴブリンスレイヤー11巻

 奪われた剣を取り戻し、「鞘」も見つけ出したシーン。
 全てを取り戻せなくてもできる限りをするのは良いですね。

作者・書籍関連

 黒瀬浩介さん
 https://twitter.com/kuroseP


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