漫画感想

【感想】うちの旦那が甘ちゃんで(~2巻まで)

2021年5月12日

 時代物が好きな方におすすめ。

基礎情報

うちの旦那が甘ちゃんで2巻表紙
出典:うちの旦那が甘ちゃんで2巻表紙

作品名 : うちの旦那が甘ちゃんで
ジャンル: 時代物
漫画  : 雷蔵
原作  : 神楽坂淳
出版社 : 株式会社講談社
掲載誌 : 月刊少年シリウス
レーベル: シリウスKC
発表期間: 2020年5月号~
巻数  : 2
状態  : 連載中
アニメ : -

 風烈廻り同心・紅藤月也は「甘ちゃん」。
 人が良すぎる月也はいつも手柄を逃し、付き人の「小者」にも逃げられてしまう始末。
 そこで妻の沙耶は男装をして月也の小者になり、夫を助けていくことを思いつく。

 天然・甘ちゃん夫×利発・キュートな妻、夫婦で目指せ、初手柄!

出典:うちの旦那が甘ちゃんで1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★★☆☆
 盗賊の引き込み役の占い師、こちらも観察力と頭の回転が速いようで予想していたのとは違う展開にワクワクしました。
 前巻に登場した音吉や牡丹、新しく登場したすずなどにぎやかになってきてますます楽しいです。
 牡丹ちゃんの想いがどうなるのかが地味に気になります。

  • 物語性
    7
  • 人物像
    8
  • 世界観
    10
  • 絵画力
    8
  • 緻密さ
    8
  • 漫画力
    6
  • 更新度
    5
  • 作家性
    5
  • 話題性
    0
  • 希少性
    0

登場人物

・紅藤沙耶(くどうさや)
 紅藤月也の妻。
 男装して紅藤月也の小者として活躍する。

・紅藤月也(くどうつきや)
 風烈廻り同心の一人
 あまりにも人が良すぎるせいで手柄を上げられない。

・音吉(おときち)
 深川では顔のしれた芸者。
 
・牡丹(ぼたん)
 沙耶から美人と言われているが、男性。

・すず
 みなしご。
 初午の賽銭を盗んでしまったが、後に沙耶に打ち明ける。

あらすじ

 文政8年(1825年)、とりあえず平和であった江戸に、火つけの警戒や凶悪犯罪に対応する役目として風烈廻り同心がいた。
 その風烈廻り同心の一人・紅藤月也とその愛妻で主人公・沙耶の捕り物時代劇。

 紅藤月也はぼんくらと言われるほどのお人好しでなかなか手柄を上げられずにいた。
 同心の従者である小者を雇っても自身の信念から解雇してしまう。
 どうしようか悩んでいたところ愛妻の沙耶が男装の上小者として助けるという。

 月也の心優しい人柄と、鋭い観察力・洞察力で事件を解決に導く沙耶。
 今回は占いで盗みを決める盗賊がいるとのことで、占い師にあたって調べてみることに。

感想

 江戸の風俗・慣習にも解説があり、そんな風習があったのかと驚くのもしばしば。
 特に料理の描写は細かく、描かれると大変美味しそうです。
 ただ、解説が細かいので、読むのに結構パワーが要ります。

 盗賊の引き込み役の占い師、こちらも観察力と頭の回転が速いようで予想していたのとは違う展開にワクワクしました。

 前巻に登場した音吉や牡丹、新しく登場したすずなどにぎやかになってきてますます楽しいです。
 牡丹ちゃんの想いがどうなるのかが地味に気になります。

 絵柄はスッキリとして読みやすいです。背景も描き込まれ、料理もおいしそうです。
 

前巻までの感想

作者・書籍関連

 雷蔵さん
 https://twitter.com/rai_zoh


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