漫画感想

【感想】特殊性癖教室へようこそ(2巻まで)

2021年3月10日

 特殊な性的嗜好が好きな方はおもしろいかもしれない。

基礎情報

特殊性癖教室へようこそ2巻表紙
出典:特殊性癖教室へようこそ2巻表紙

作品名 : 特殊性癖教室へようこそ
ジャンル: 問題児たちが贈る性癖エロコメディ
漫画  : 能呂やすとき
原作  : 中西鼎
出版社 : 株式会社KADOKAWA
掲載誌 : ヤングエースUP
レーベル: Kadokawa Comics A
発表期間: 2018年10月~
巻数  : 2
状態  : 連載中
アニメ : -

 歴史に名を馳せた偉人や天才たちは特殊性癖を持った人物が多い。
 そんな逸話を逆説的に考えて、特殊性癖を持つ生徒を集め、転載を育成するクラスが設立された。
 私立清純学苑2年9組、通称特殊性癖教室。
 白ギャルビ●チ、盗撮魔、変態発明家、真正ドM、露出狂etc……。
 担任となった新米DT教師・伊藤真実は、多様な特殊性癖を持つ生徒を相手に教師としての責務を果たすことができるのか!?

出典:特殊性癖教室へようこそ1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★☆☆☆☆
 性的嗜好のことを性癖と呼んでいます。わかりやすさを重視しようとして意味が変わってしまっていませんか。
 特殊性癖を持つ生徒=問題児ではないと思いますし、政府も嚙んでるプロジェクトという分厚いオブラートなのか、ジョークなのかわからない言い回しも出てきます。


 

Sample

登場人物

・伊藤真実(いとうまなみ)
 主人公。
 祖父が学苑長を務める私立清純学苑で特殊性癖教室の担任を任される。

・胡桃沢朝日(くるみざわあさひ)
 ギャル、赴任初日に主人公に絡んできた生徒。

・恭野(きょうの)
 清楚系美少女。

・伏黒(ふしぐろ)
 眼鏡巨乳おさげ。
 

ストーリー

 偉人や天才は特殊な性癖を持つ人が多かったという。
 逆に特殊性癖を持った者を集めればそこから未来の天才や偉人が生まれるのではないか。
 それを主人公の祖父が学苑長を務める私立清純学苑で行うことになった。

 主人公はその「特殊性癖教室」の担任となり、なるべく生徒に寄り添って、日本の未来を担う人材の育成に励む。

感想

 2019年4月の1巻発行から約2年ぶりの新刊。

 わざとでしょうが、性的嗜好のことを性癖と呼んでいます。
 わかりやすさを重視しようとして意味が変わってしまっていませんか。
 
 加えて言うなら特殊性癖を持つ生徒=問題児ではないと思いますし、政府も嚙んでるプロジェクトという分厚いオブラートなのか、ジョークなのかわからない言い回しも出てきます。
 特殊性癖教室にはルールがあり、2つ目のルールで特殊性癖教室の生徒は遅刻・欠席による罰則無しとされていますが、単位的なものはどうするんでしょう。
 ペナルティなしならば出欠を取る必要もない気がしますが。

特殊性癖教室へようこそ2巻063


 胡桃沢の性癖を暴こうとしますが、動物性愛のルビが「ケモナー」になっていて、作者が適当に知ってる言葉当てたんじゃないかと思ってしまいました。
 とりあえず「普通」っぽくないエロいことしとけば面白いだろう、みたいな感じがしますね。

 随所に他のマンガのパロディやスラングが入っていますが、取ってつけた感じでスベっているように思います。

作者・書籍関連

 能呂やすときさん
 https://twitter.com/yossy8801


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