漫画感想

【感想】獣の六番(2巻まで)

2021年3月25日

 ファンタジーが好きな方は面白いかもしれない。

基礎情報

獣の六番2巻表紙
出典:獣の六番2巻表紙

作品名 : 獣の六番
ジャンル: ファンタジー
漫画  : 永椎晃平
原作  : -
出版社 : 株式会社講談社
掲載誌 : 週刊少年マガジン
レーベル: 講談社コミックス 週刊少年マガジン
発表期間: 2020年41号~
巻数  : 2
状態  : 連載中→完結
アニメ : -

 ”耄霊”―――。
 人間の負の感情が理性の器を超え、獣の姿を得てあふれ出たモノ。

 それを狩る組織”TR1M(トリム)”に所属する吾郷丹花(あごうにか)は、任務のために赴任した高校で、不思議な生徒に出会う。
 天番整(アマツガトトノ)―――孤独に生きる少年は、その外見と裏腹に、心に優しさを、そして右腕に恐るべき秘密を抱えていた。

 合わない二人が出会ったとき、”なりたい自分”になるための戦いが幕を開ける―――!!

出典:獣の六番1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★☆☆☆
 二人の凸凹コンビで謎の耄霊という怪物と戦う現代での魔物討伐ファンタジーもの。
 キャラも悪くなくアクションがわかりにくいというわけでなく、絵はきれいで整っており、背景も描き込まれながらも読みやすいです。
 それでも印象が薄いように感じるのはあまりに王道王道しているからでしょうか…?

Sample

登場人物

・吾郷丹花(あごうにか)
 主人公。
 弥櫛沢(みくしさわ)の高校に赴任してきたカウンセラー。
 実際は特務庁霊害対策一課耄霊討伐隊二等整伐師。
 天番整に戦闘のしかたを鍛えてもらう代わりに普通の高校生にすることを約束する。

・天番整(アマツガトトノ)
 学校では不良少年のような扱いを受けているが、心根はやさしい。
 右腕に「耄霊」を宿している。

あらすじ

 15年前。
 地下鉄構内で数十名が死傷、原因不明のまま脱線事故とされた。
 しかし、その後も謎の事故は続き、いずれも原因不明、多大な犠牲者を出し続けた。
 政府は調査の結果、不可思議な力による超常事件と断定し、この現象に対応する組織「特務庁霊害対策一課耄霊討伐隊」を立ち上げた。

 特務庁霊害対策一課耄霊討伐隊に所属する主人公・吾郷丹花は弥櫛沢に学校のカウンセラーとして派遣されることとなった。
 これまで目立った耄霊の反応のなかった弥櫛沢への左遷のようなものだった。

 弥櫛沢で耄霊の反応がなかったのは天番整が密かに耄霊を対処しているからだった。
 そのおかげで学校などで浮いた存在となっていた。

 そんな中耄霊による事件が起ころうとしていた。
 

感想

 主人公は戦闘力がほとんどない整伐師の吾郷丹花。
 一方高校生だが右腕に耄霊の力を宿し戦うことができる天番整。
 二人の凸凹コンビで謎の耄霊という怪物と戦う現代での魔物討伐ファンタジーもの。

 主人公の吾郷丹花も(頭の)悪いキャラではないですし、敵役ですが生噛(うぶがみ)さんとかいいキャラだと思います。
 アクションがわかりにくいというわけでなく、絵はきれいで整っており、背景も描き込まれながらも読みやすいです。
 
 それでも印象が薄いように感じるのはあまりに王道王道しているからでしょうか…?


 

追記

 2021.04.15発売の3巻で完結しました。

作者・書籍関連

 永椎晃平さん
 https://twitter.com/kohei_nagashius


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