漫画感想

【感想】もし、恋が見えたなら(1巻)

2020年11月30日

 百合ラブコメが好きな方におすすめ。

基礎情報

もし、恋が見えたなら1巻表紙
出典:もし、恋が見えたなら1巻表紙

作品名 : もし、恋が見えたなら
ジャンル: 桜舞い散るガールズラブコメディ
漫画  : 七路ゆうき
原作  : みかみてれん
出版社 : 株式会社KADOKAWA
掲載誌 : 少年エースplus
レーベル: Kadokawa Comics A
発表期間: 2020年8月~
巻数  : 1
状態  : 連載中
アニメ : -

 あたし、春野鳴は人の”恋”が矢印として見える。
 この力で人の恋路に首を突っ込んだ結果、小・中学校ではハブられ、散々な目に…
 トラウマになったあたしは「もう二度と恋愛にはかかわらない!」と固く誓った!
 ―――そして、春。
 入学した全寮制の女子高で出会ったのは、幼馴染で面倒見の良い白雪紗世と、凛とした美人だけどコミュ症な深津りんあn。
 …あれ?二人とも…恋心、あたしに向いてない!?

 これは、恋愛を絶対しないと決めたあたしが、”恋”に翻弄される物語。
 桜舞い散るガールズラブコメディ、開幕!

出典:もし、恋が見えたなら1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★☆☆☆
 恋が矢印で見えるという能力と、それを2色印刷のピンク色で描写するのはとても面白いですね。
 単純に矢印が見えるというのではなく、矢印の形や色、大きさや勢い?が人によって違うというのも個性っぽくていいですね。
 恋をしないと決めたのに恋に翻弄されていく鳴ちゃんが今後りんなちゃんと紗世ちゃんとどうなっていくのか楽しみです。

Sample

感想

 人の恋が矢印で見えてしまう主人公春野鳴(はるのめい)。
 人の恋路にアドバイスをしたつもりが仇となり、もう色恋沙汰にはかかわらないと決めた。

 そうして全寮制の女子高に通うことにしたところ、幼馴染の白雪紗世(しらゆきさよ)と凛とした美人の深津りんな(ふかつりんな)と同室で、しかも二人の矢印が自身を向いていた!
 恋と恋の矢印に翻弄されるガールズラブコメディ。

 恋が矢印で見えるという能力と、それを2色印刷のピンク色で描写するのはとても面白いですね。
 恋が見えるというより好意が見えるというのが近いような気がします。
 単純に矢印が見えるというのではなく、矢印の形や色、大きさや勢い?が人によって違うというのも個性っぽくていいですね。

 りんなちゃんから鳴ちゃんへの(一目惚れの)恋の矢印が濃い色で鋭いこと、紗世ちゃんから鳴ちゃんへの恋の矢印が薄い色で柔らかそうなことから、濃い色は外見の好み、薄い色は内面の好み、鋭いものは自分の気持ち優位、丸いものは相手の気持ち優位、大きさや本数は我の強さ、みたいな感じでしょうか。
 嫉妬というか独占欲的なもので色が濃く、枠が黒ってるからちょっと違うかな…?

 恋をしないと決めたのに恋に翻弄されていく鳴ちゃんが可哀想でもありうらやましくもあります。今後りんなちゃんと紗世ちゃんとどうなっていくのか楽しみです。


 ピンクの2色印刷は矢印だけでなく、花の描写でもきれいでいいですね。

もし、恋が見えたなら1巻064-065
出典:もし、恋が見えたなら1巻
もし、恋が見えたなら1巻068
出典:もし、恋が見えたなら1巻

 でも、背景ピンク一色はちょっときついというか、背景が主張しすぎな気がします。自分だけかもしれませんが…。

 絵は可愛く、大きく崩れることもなくとても読みやすいです。


 2色印刷のためか使っている紙が普通の漫画と違うようで、180ページくらいなのに重いです。

作者・書籍関連

 七路ゆうきさん
 https://twitter.com/nanaji_774


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