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【感想】魔弾の王と凍漣の雪姫 序章(1巻完結)

2020年9月28日

 魔弾の王と戦姫を既読の方かkakaoさんのファンの方が読むもの

基礎情報

魔弾の王と凍漣の雪姫 序章表紙
出典:魔弾の王と凍漣の雪姫 序章表紙

作品名 : 魔弾の王と凍漣の雪姫 序章
ジャンル: ファンタジー戦記
漫画  : kakao
原作  : 川口士
出版社 : 株式会社集英社
掲載誌 : ニコニコ漫画「水曜日はまったりダッシュエックスコミック」
レーベル: ヤングジャンプコミックス
発表期間: 2020年2月~2020年8月
巻数  : 1
アニメ : -

 「待っているわ。あなたの矢が、あの蒼氷星に届くのを」

 弓は臆病者の武器。
 祖国でそう言われ続けてきた少年は、少女の言葉によって己の進むべき道を見出し、守るべきものを得た。

 二年後、ティグルは伏せた父に代わり、初めての戦場へと向かう。
 奇襲を受け窮地に陥った彼の部隊を救ったのは、オルミュッツ公国の戦姫、リュミドラだった。
 再会を喜ぶ二人。しかし、その行く手には新たなる戦いが待ち受けていた。
 
 大人気ファンタジー戦記、気鋭の漫画家kakaoによる待望のコミカライズ!!

出典:魔弾の王と凍漣の雪姫 序章裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★☆☆☆
 本作は2014年にアニメ化もした「魔弾の王と戦姫」の平行世界の話です(たぶん)。
 kakaoさんの絵(特に女性の描写)を見るもので、1巻を通じて初見の読者は何やってるか全くわかりません。

Sample

感想

 主人公とヒロインとが幼いころ(といっても劇中の3年前)に約束をするシーンからスタートするのはドラマチックです。
 ただ、この漫画だけ見ると読者は終始置いてけぼりくらいます。

 本作は2014年にアニメ化もした「魔弾の王と戦姫」の平行世界の話です(たぶん)。
 なんで「たぶん」と言っているかというと、原作小説を読んでいればわかるのかもしれませんが、一切説明がないので全く分からないからです。

 「魔弾の王と戦姫」の主人公ティグルと凍漣の雪姫リュドミラをメインにした話と思われますが、「魔弾の王と戦姫」で登場したリュドミラは小柄なショートヘアの女の子で、本作ではぱっと見小柄ではないですしロングヘアです。この時点でよくわからん。

 最初の回想の後は、ブリューヌ軍とかムオジネル王国に侵攻とかわからんのにいきなり窮地に立たされていてます。
 戦況について裏表紙のあらすじで理解するとか漫画内での説明を放棄しているとしか思えません。

 序盤から竜が強いと言っているのにそれよりさらに戦姫が、もしくは魔物が強いとかパワーインフレしてるようにしか見えません。
 1巻終盤ではヴォルン家の黒弓の力で魔弾を放ち魔物に勝利しますが、黒弓も語り掛けてきたのが何者かも全然わかりません。
 しかも漫画内で描写されていない「弓は臆病者の武器」とか「祖国でそう言われ続けた少年」が主人公だとかも裏表紙のあらすじにかかれています。シリーズ既読者以外でこの漫画を読んで内容がわかったらエスパーか何かです。

 平たく言ってしまうと、kakaoさんが漫画なので特に女性の描写はきれいなだけで、1巻を通じて初見の読者は何やってるか全くわかりません。

余談

 今回のコミカライズはkakaoさんは序章として終了、その後を的良みらんさんが引き継ぐとのこと。
 予定外のことが編集部サイドにありスタートが、としれっと言ってるけどスタートが遅れても契約更新をしないあたりに違和感を感じる。

 コミックスの裏表紙の作品のあらすじを書くようなところにも「~気鋭の漫画家kakaoによる」とわざわざ書いてたり(あまり見かけないですし、記載するとすれば帯にすることが多い気がします)、巻中にある原作者あいさつに(会戦シーンがあるので)kakakoさんに頼み込んでやってもらった、と記載されていたりkakaoさんにどんだけ負荷かけたんだろうと。
 この漫画やべぇぞとしか思えなくなってきます。

作者・書籍関連

 kakaoさん
 https://twitter.com/kakao_3percent


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