【感想】ウマ娘シンデレラグレイ（～５巻まで）

　競馬が好きな方もスポ根好きな方もおすすめ。

基礎情報

　寂れたカサマツの地に現れた、ひとりの灰被りの少女。
　後に”怪物”と呼ばれるその少女は、どこを目指して疾るのか―――。
　地方から中央の伝説へ。
　青春”駆ける”シンデレラストーリー、遂に出走！！

出典：ウマ娘シンデレラグレイ１巻裏表紙

感想概要

主な登場人物

・オグリキャップ
　主人公。
　膝の柔らかさと前傾姿勢の走り方が特徴。
　平成三強とも呼ばれる人気馬オグリキャップをもとにしている。

・ベルノライト
　カサマツトレセン学園の新入生。
　実家がウマ娘専門のスポーツ用品店。　

・シンボリルドルフ
　史上唯一の七冠ウマ娘、「皇帝」と呼ばれている。
　日本ウマ娘トレーニングセンター学園生徒会長。
　オグリキャップをカサマツからセンターへ呼んだ。

・フジマサマーチ
　主人公のライバル。
　マーチトウショウをもとにしている。

・タマモクロス
　宝塚記念を制し７連勝。
　現役最強と名高く、天皇賞（秋）で戦うことに。

・北原穣
　トレーナー。
　オグリキャップに才能を感じ共に東海ダービーを目指す。

・六平銀次郎（むさかぎんじろう）
　北原のおじ。
　中央でのオグリキャップのトレーナーを頼まれる

あらすじ

　別世界に存在する名馬の名と魂を受け継ぐ少女達、ウマ娘。
　時に数奇で、時に輝かしい運命をたどる彼女達。

　設備も人員も整い人気を博す中央とは異なり、閑古鳥の無く地方。
　オグリキャップに惚れこんだ北原は、オグリキャップを勧誘、共に東海ダービーを目指す。

　フジマサマーチと頂を目指すと約束した東海ダービー
　シンボリルドルフから中央（トゥインクルシリーズ）にオグリキャップを出さないかと誘われる北原

　中央へと進んだオグリキャップ。
　地方とは環境もライバルたちも桁違いな中、彼女たちとの戦う。

　ダービー出走も視野に入ってきたが、クラシック登録をしていないオグリキャップは出走できない。
　観客を、記者を、シンボリルドルフさえ動かしたオグリキャップの日本ダービーの出走はかなわなかった。

　天皇賞（春）を制したタマモクロス、重賞６連勝中のオグリキャップ。
　史上初の天皇賞春秋連覇か、史上初の重賞７連覇か、天皇賞（秋）で決まる。

感想

　オグリキャップとタマモクロスの走りの作戦の心意気の大一番。
　どう転んでも史上初になる天皇賞（秋）で熱くならないわけもなし。

　菊花賞のスーパークリーク。
　戦績はイマイチ、それでもトレーナーを信じ今までゆっくりでも着実に実力をつけ、全力を出すことを我慢してきたスーパークリーク。
　誰にも注目されない中、全力を出すところはかっこいいですね。

前巻までの感想

【感想】ウマ娘シンデレラグレイ（～４巻まで）

作者・書籍関連

　久住太陽さん
　https://twitter.com/KUZUMI777

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