ファンタジーが好きな方におすすめ
基礎情報
作品名 : スクラップド・プリンセス
ジャンル: ファンタジー
漫画 : 宗我部としのり
原作 : -
出版社 : 株式会社KADOKAWA
掲載誌 : コミッククリア
レーベル: ファミ通クリアコミックス
発表期間: 2016年10月~2018年5月
巻数 : 3
アニメ : 2003年4月~10月
「やがて王妃の胎の内より出でし双子の内、女児を誅すべし。
出典:スクラップド・プリンセス1巻裏表紙
その者、生まれ出でてより十と六の歳月を経た運命の日、世界を滅ぼす者なり」
大陸歴五壱壱壱年、主神マウゼルによってもたらされた驚異的中率の予言<聖グレンデルの託宣>は幼い王女の誅殺を命じていた―――。
十五年後、ラインヴァン王国西部の辺境の街マヌーリンで双子の兄、姉とひとりの少女の物語がはじまる。
感想概要
おすすめ:[osusume]
3巻で完結しました。
漫画だけ読んだら疑問符ばかりの尻切れ蜻蛉です。
原作の2巻まで、アニメでいえば4話までの内容なので打ち切りだったんでしょう。
15年以上前の小説をコミカライズするのは(時代的に)難しかったか。
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登場人物
・パシフィカ・カスール
主人公。託宣による廃棄王女。
本来託宣により殺されるところをカスール家に預けられ育てられる。
・シャノン・カスール
ラクウェルとは双子の姉弟。
父親から剣士としての訓練を受けている。
・ラクウェル・カスール
双子だが姉らしい。
魔法が得意であり、能力は母親ゆずりで非常に高いが魔法オタクの気がある。
あらすじ
かつて、ラインヴァン王国の王妃は「双子の兄妹」を生んだ。
しかし、その双子のうち妹の姫君は、驚異的な的中率の予言<聖グレンデルの託宣>により「世界を滅ぼす猛毒」とされ、秘密裏に殺害された。
人々は殺された姫君を「廃棄王女」と呼んでいたが、やがて噂にもされなくなっていった。
殺された廃棄王女は、赤子の姫君は王妃の手の者によって逃されカスール家の養女として密かに匿われていた。
それから15年後が経ち、廃棄王女が生存していることが王家に知られてしまう。
家族四人で平穏に暮らしていたカスール家は暗殺者の襲撃を受けパシフィカの義父が殺害される。
パシフィカ自身も刺客に狙われる身となってしまうが、剣の達人である義兄シャノンと、高等魔法の使い手である義姉ラクウェルは、世界の滅亡よりも妹パシフィカを守ることを誓い、命を狙われるラインヴァン王国から脱出するべく、荷馬車で隣国への旅に出た。
感想
3巻で完結しました。
原作は1999年3月~2005年10月までに刊行された同名小説で、2003年に2クールでアニメ化もしています。
漫画だけ読んだら第四の秩序守護者(ピースメーカー)とか何だったの?
必ず終わりは来るけどオレたちの旅はこれからだ、廃棄王女って結局何だったんだという感じです。
コミカライズは原作の2巻まで、アニメでいえば4話までと打ち切りだったんでしょう。
15年以上前の小説をコミカライズするのは(時代的に)難しかったか。
アニメも2クールを駆け足だった印象があります。
それでも内容はぎちぎちだったはずので、漫画3巻で終われるはずもありません。
レオポルドやゼフィリスが登場していないので、割と早い段階で打ち切りが決まったのかもしれません。
そういう意味では地方都市タウルスのところで一区切りせざるを得なかったのかもしれなかったのは残念です。
原作の絵の印象が強いですが、こちらの絵も好きです。
書籍関連
宗我部としのりさん
https://twitter.com/gabetoshi
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