【感想】つぐみ先輩のすきはちょっと変（２巻完結）

　ちょっと変わっている女の子との恋愛が好きな方におすすめ。

基礎情報

　一生懸命な君だから、伝えたい想い、大事な言葉。

　気持ちを伝えられれば、十分だと思っていたーーー。
　なのに今度は「好き」の言葉が欲しい、その肌に触れてみたい、と思いは次から次へとあふれていく…。
　そんな佐山の気持ちを見透かすように、つぐみ先輩は言う。
　「なにかしたいの？」
　それを聞いた佐山は思わず先輩の腕を強く引き寄せてーーー！？
　「好き」の気持ちが加速する、恋に臆病で一生懸命な物語、ついに完結！

出典：つぐみ先輩のすきはちょっと変２巻裏表紙

感想概要

主な登場人物

・佐山次彦（さやまつぎひこ）
　主人公。高校１年生。
　中等部の入学式、在校生からの祝辞を述べたつぐみ先輩に一目惚れ。
　４年が過ぎ同じ高等部の生徒会副会長となる。

・八尋つぐみ（やひろつぐみ）
　ヒロイン。高校２年生。
　才色兼備な生徒会長。
　思考と発言が独特。
　

あらすじ

　中等部の入学式、主人公・佐山次彦は祝辞を述べた八尋つぐみに恋をした。
　４年後、高等部の生徒会長のつぐみと副生徒会長になった佐山。

　口をついて出たのは「すきです」の言葉から付き合うこととなった。

　初めてのデートを経て彼女の気持ちを聞きたい佐山はーーー。

感想

　ヒロインが才色兼備な不思議ちゃんなラブコメディ。
　ヒロインの自覚のなかった嫉妬とか可愛すぎかよ。

　ヒロインが言わなかった「好き」という言葉には、言えない過去があった。
　だから「つぐみ先輩の好きはちょっと変」だったんですね。

　もっと二人がいちゃいちゃしてるところとか見たかったのに。
　完結してしまいました。

前巻までの感想

【感想】つぐみ先輩のすきはちょっと変（１巻）

おすすめ度：★★★☆☆ 　ヒロインが才色兼備だけど言動がぱっと見、その場では不思議な感じ。 　そこだけ聞いたらわけわからない話ですが、分かりずらいだけでそれまでの過程があり、彼女なりの考えがあることが見えるので読んでいて楽しいです。 　（告白されて大臼歯の話にもっていったのは今も良くわかっていないですが。） 　付き合って初めてのデート、言われたことのない彼女からの「好き」の言葉を求めてしまう主人公の話、特に話の終わり方が好きです。

作者・書籍関連

　きあま紀一さん
　https://twitter.com/kiama_kiichi

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