漫画感想

【感想】Deep Insanity NIRVANA(~2巻まで)

2021年9月27日

 ダークアクション系漫画を読みたい方におすすめ

基礎情報

Deep Insanity NIRVANA2巻表紙
出典:Deep Insanity NIRVANA2巻表紙

作品名 : Deep Insanity NIRVANA
ジャンル: ディスカバリーダークアクション
漫画  : 塩野干支郎次
原作  : 深見真、海法紀光
出版社 : 株式会社スクウェア・エニックス
掲載誌 : 月刊ビッグガンガン
レーベル: ビッグガンガンコミックス
発表期間: 2020年Vol.02~
巻数  : 2
アニメ : -

 ある日南極大陸で発見された大穴アサイラム。
 時を同じくして、謎の昏睡病ランドルフ症候群が全世界に蔓延する。
 昏睡病の原因がアサイラムにあると見た各国は調査隊を送り込むが、誰一人として無事では戻ってこなかった…。
 病への特殊耐性を持つ少年セルジュ・ソル、南極のなんでも屋ヒルデガルド・オルインピアーダ山田は、意図せずその大穴へ挑むことになるが――――!?
 昏睡病の原因はなんなのか?
 アサイラムにはいったい何があるのか?
 深く、漆黒の底まで潜れ―――。

 謎と運命によっていざなわれるディスカバリーダークアクション第1巻!

出典:Deep Insanity NIRVANA1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:[osusume]
 漫画、アニメ、ゲーム連動のメディアミックスプロジェクト。
 2020年初めに連載が開始されてから2021年9月25日に2巻同時刊行。
 2021年10月12日からアニメ放映開始、10月14日からゲーム正式サービス開始。
 異形は遺伝子情報を変えながら自己再生するらしく、対異形用の装備があるようですが、専用の装備が作れるなら相当研究は進んでいるのでは…?

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登場人物

・セルジュ・ソル
 主人公。
 故郷でランドルフ症候群が発生し、彼だけが救助された。
 救助された時点で9歳、その後病院船を改造した隔離船で6年生活。
 大学も卒業している。

・睡蓮(すいれん)
 本名不明。年齢不明。
 ランドルフ症候群に沈んだ街で昏睡状態で保護された後に目覚める。

・ヒルデガルド・オルインピアーダ・山田
 19歳。
 ロック・ホッパー商会所属。
 南極大陸にあるフォート・エドガーを拠点に活動する。

・マーゴット・マクギル
 超巨大企業コンロン所属のスリーパー。
 ランドルフ症候群により異形化した人で荒廃した香港で救助された。

・マヌエラ・ロドリゲス
 超巨大企業アララト所属のスリーパー。
 幼い見た目とは裏腹にかなり好戦的。

あらすじ

 南極大陸で発見された大穴アサイラム。
 時を同じくして蔓延した謎の昏睡病ランドルフ症候群。
 人から形を変え人を襲う異形。

 かつて昏睡病となり奇跡的に目覚めた睡蓮、彼女が昏睡病の際に見ていた夢を明確に覚えていることから、彼女の記憶をもとにアサイラムの解明を目論む。
 一方、アサイラムには各国から調査隊が送り込まれるも失敗し、その後を大企業コンロン、アララト、グローセ・ベーアが中心となって調査を続けていた。

 主人公は隔離船で睡蓮の夢の調査をしつつも睡蓮と静かで幸せな日々を送っていた。
 隔離船内の患者が異形化、救助信号を出し睡蓮が運ばれたが、彼らは睡蓮を融解するために来た偽物の救助隊だった。
 それとすれ違うように救助信号を受けて救助に来たのはデカい銃を携えた少女・ヒルデガルド・オルインピアーダ・山田だった。

 主人公・セルジュは山田と共にアサイラムへ向かう。

感想

 2020年初めに連載が開始されてから2021年9月25日に2巻同時刊行。3巻目も2021年11月25日発売予定。
 2021年10月12日からアニメ放映開始、10月14日からゲーム正式サービス開始。

 漫画、アニメ、ゲーム連動のメディアミックスプロジェクト。
 漫画にはゲームでの特典コードがついています。どこについているのかと思ったら帯の裏でした。
 2022年9月24日24:00まで有効ってことは一年はサービス続けるということかな。

 病名、企業・組織名、地名に人名も横文字だらけ。
 後に語られるのかもしれないですが、ヒルデガルド・オルインピアーダ・山田って山田がつくくらいだから日本が関係しているのか?

 ランドルフ症候群から稀に異形化するとありますが、唐突に出てきたランドルフ・エフェクト値が関係しているんでしょうか。
 異形は遺伝子情報を変えながら自己再生するらしく、対異形用の装備(銃弾など?)があるようです。
 専用の装備が作れるなら相当研究は進んでいるのでは…、もしくは原理や機序がわからなくても効けばいい毒的なものなんですかね。

 漫画は塩野干支郎次さんなので背景やアクション、作画熱量素晴らしいです。

作者・書籍関連

 塩野干支郎次さん
 https://twitter.com/EtoroujiShiono


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