残念なラブコメがすきな方におすすめ
基礎情報
作品名 : 僕は友達が少ない
ジャンル: 残念系青春ラブコメ
漫画 : いたち
原作 : 平坂読
出版社 : 株式会社メディアファクトリー→株式会社KADOKAWA
掲載誌 : コミックアライブ
レーベル: MFコミックス アライブシリーズ
発表期間: 2010年5月号~2021年2月号
巻数 : 20
アニメ : 2011年10月~12月、2013年1月~3月
友達の少ない羽瀬川小鷹はある時、美少女だがいつも不機嫌そうにしているクラスメイトの三日月夜空が一人で楽しげに喋っているのを目撃する。
出典:僕は友達が少ない1巻裏表紙
「もしかして幽霊が見えたりするのか?」
「友達と話していただけだ。エア友達と!」
「(駄目だこいつ……)」
夜空の無駄な行動力で友達を作るための部まで作ってしまうが、集まってくるのは残念な美少女ばかりで!?
アレ気だけどやけに楽しい残念系青春ラブコメ開幕!
感想概要
おすすめ:[osusume]
原作小説2009年から2015年、コミカライズは2010年から10年以上にわたって連載されました。
基本的には残念な高校生が集まってゲームしたり闇鍋したり海に行ったりする、個性的に過ぎるヒロインたちとのラブコメです。
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登場人物
・羽瀬川小鷹(はせがわこだか)
主人公。高校二年生(物語開始当初)。
母親から中途半端に遺伝してくすんだ金髪なおかげで不良にみられ友達が少ない。
・三日月夜空(みかづきよぞら)
メインヒロインの一人。
友達を作るための「隣人部」の創設者で部長。
黒髪ロングのストレートで整った容姿。小鷹曰く笑うと可愛い。
トモちゃんというエア友達がいる。
・柏崎星奈(かしわざきせな)
メインヒロインの一人。
学園の理事長の一人娘。金髪碧眼
頭脳明晰スポーツ万能そしてみてのとおり美少女(自称)。
高飛車なところなど性格に難あり。
・楠幸村(くすのきゆきむら)
ヒロインの一人。
真田幸村のような立派な日本男児になるようにと名付けられた。
美少女のような男性として服装も男子のものだった。
実際には女性で、後半は格好も女性になる。
・志熊理科(しぐまりか)
ヒロインの一人。高校一年生。
黒髪ポニーテールでいつも白衣を着ている。
保健室登校ならぬ理科室登校をしていた。
基本変態。
・羽瀬川小鳩(はせがわこばと)
長谷川小鷹の妹。中学二年生。
真名はレイシス・ヴィ・フェイシティ・煌(すめらぎ)と宣う中二病女子。
以前見たアニメの影響でゴスロリ風な服装につぎはぎのウサギのぬいぐるみを抱いている。
・高山マリア(たかやままりあ)
聖クロニカ学園に勤務するシスター。10歳。
礼拝堂の「談話室4」を明け渡す羽目になり、なし崩し的に隣人部の顧問になった。
あらすじ
高校二年、父親が海外に行くことになり、5月半ばの中途半端な時期に転校となった主人公・長谷川小鷹。
友達ができずにいた彼が、放課後忘れ物を取りに教室に戻ると、クラスメイトの三日月夜空が誰かと親しげに話していた。
しかし、彼女の周りには誰もおらず、気まずさもあり、幽霊が見えるのかと聞いてみたところあっさり否定。
帰ってきた答えはエア友達のトモちゃんと話していたというものだった。
そんな残念な彼女と友達を作るための部活「隣人部」を作り、友達を作ることを目指す。
隣人部には、金髪碧眼の美少女・柏崎星奈や「しんのおとこ」を目指す楠幸村、変態気質の天才発明家・志熊理科、邪気眼の小鷹の妹・羽瀬川小鳩と、非常に残念な美少女達が入部してくる。
彼女たちと残念な日々を過ごす中、夜空や星奈との過去、幸村・マリア・小鳩にまつわる重大な事実が判明していく。
そして自身の人間関係の変化を機に、小鷹は彼女達との関係について深く考えさせられることになる。
感想
原作小説2009年から2015年、コミカライズは2010年から10年以上にわたって連載されました。
アニメも2期放送され、大変人気のある作品です。
1巻に登場する、『「友達がいる=いいこと」はその通りだと思うけど「友達が少ない=悪いこと」と同義語のようになっている、それはちょっと違うんじゃないかと思う。』というのは当時、名言というか盲点を突かれたような気がしました。
基本的には残念な高校生が集まってゲームしたり闇鍋したり海に行ったりするコメディ。
個性的に過ぎるヒロインたちとのラブコメです。
10年連載していたので、絵柄が結構変わっています。
7,8巻あたりから変わり始めた気がしますが、1巻と20巻を比べると同じ人と思えません。
作者が最終巻の最後に「エピローグというかただのオマケというかツマミのようなもの!!」として1話のリメイク版を載せてくれています。読み返すと別物過ぎて感動します。
ちなみに、最終巻20巻のカバー下のネタも1巻のカバー下のネタと同じものになっています。
カバー
10年以上の連載の完結巻の発行にあたって、19巻と20巻の同時発売、連動表紙、連動帯。良いですね。
長期連載お疲れさまでした。
作者・書籍関連
いたちさん
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