【感想】バガタウェイ（１２巻完結）

2020年5月11日 2021年5月23日

　スポ根が好きな方におすすめ。

基礎情報

作品名　：バガタウェイ
ジャンル：スポーツ（女子ラクロス）
漫画　　：古日向いろは
原作　　： -
出版社　：マッグガーデン
掲載誌　：月刊コミックブレイド
レーベル：ブレイドコミックス
発表期間： 2008年11月～2015年6月
巻数　　： 12
状態　　：完結
アニメ　： -

感想概要

　おすすめ：★★★★☆
　日本ではマイナーなラクロスという競技を通じて、楽しいことを分かち合いや辛いことを乗り越え、仲間との信頼を築き成長していく様はまさにスポ根の王道だと思います。

感想

　ラクロスという球技をご存じでしょうか？
　直径6cmのボールを奪い合い、相手のゴールに入れて得点を競う競技です。
　街中で競技に使用する「クロス」を見たことがある方もいると思いますが、実際に競技を見たり参加したことのある方は多くないのではないでしょうか。
　自分はこの漫画で競技やルールを知りました。

　日本ではマイナーなラクロスという競技を通じて、楽しいことを分かち合いや辛いことを乗り越え、仲間との信頼を築き成長していく様はまさにスポ根の王道だと思います。

　九州にある高校での女子ラクロス部の話で、日常はコミカルに、練習や試合では真剣にひたむきに競う彼女たちが描かれています。
　ラクロスのルールや試合の戦略、彼女たちの感情や対戦校の過去などを織り交ぜながらテンポよく進むので読みだすと止まりません。
　12巻、主人公の所属する九州地区大会までで話は終わってしまうのが残念ですが、興味のある方はぜひ読んでみてください。
　主人公の空木雫が見様見真似で大野城高校の守備を突破していくところは必見ですよ。

　単行本のすべての巻で、カバーを外すとおまけ漫画やキャラクターのプロフィールがありますのでチェックしてみてください。
　とらのあなやCOMIC ZINで購入するとしおりになるポストカードが付いてきましたが、さすがに今から新刊を買ってもつかないんでしょうね…