漫画感想

【感想】ぎんしお少々(1巻)

2021年8月6日

 カメラ少女が好きな方ならおすすめ。

基礎情報

ぎんしお少々1巻表紙
出典:ぎんしお少々1巻表紙

作品名 : ぎんしお少々
ジャンル: 日常
漫画  : 若鶏にこみ
原作  : -
出版社 : 株式会社芳文社
掲載誌 : まんがタイムきらら
レーベル: MANGA TIME KR COMICS
発表期間: 2020年5月号~
巻数  : 1
アニメ : -

 思い出も、嬉しさも、まるごとフィルムの中に残りました。

 言葉が足りずどこか誤解されがちなカメラ少女のもゆる。
 物静かでコミュニケーションが不得手な美少女の銀(しろ)。
 写真を撮りたい(お近づきになりたい)もゆると、拒む銀。
 それとは対照的にお互いの姉同士は偶然の出会いから急速に仲良しに!?

 うまくいかないからまた撮りたいって、思うんだ。

出典:ぎんしお少々1巻帯

感想概要

 おすすめ:★★★☆☆
 物語冒頭にもあるように、写真に写された被写体だけでなく、ブレてるとか撮った状況やその時の心情なんかもカメラにたけている人からしたらわかるのでしょう。
 まほろにすればもゆるの写真を見れば手に取るようにわかるような気がします。
 もゆると銀の主人公達の話よりまほろと鈴の話のほうが気になる。

Sample

主な登場人物

・塩原もゆる(しおばらもゆる)
 主人公。高校1年生。
 ポジティブの塊。
 高校進学のお祝いに姉のまほろからトイカメラをもらう。
  
・藤見銀(ふじみしろ)
 高校1年生。
 もゆるの「撮っていいですか」に桜を撮ろうとしていると思って自身を撮られる。
 コミュニケーションが苦手。

・塩原まほろ(しおばらまほろ)
 もゆるの姉。
 春から社会人で一人暮らしを始める。
 鈴と部屋が隣。

・藤見鈴(ふじみすず)
 銀の双子の姉。
 高校進学を機に親元を離れることを決める。
 電車に乗り遅れて暇を持て余したところまほろに話しかける。

あらすじ

 主人公・塩原もゆるは高校進学、それと同時に姉まほろは社会人として独り暮らしを始める。
 社会人になる姉が一人暮らしで別々に暮らすことになると気づかなかったもゆる。

 入学祝いに姉に新しいスニーカーか可愛いコートをお願いしていたもゆるが姉からもらったのはトイカメラだった。

 新しい生活、さっそく写真を撮ったのは同じ高校に入学した藤見銀だった。
 もゆるの「写真撮っていいですか」に自身の後ろにある桜を撮ろうとしていると思ったところ、銀自身を撮られる。
 他人の記録物に永久に自身が残り続けるなんて考えられないともゆるに取られた写真を取り返そうとする。

 カメラ少女とコミュニケーション不得手少女のお話。

感想

 正直カメラのことはわかりません。
 でもカメラを通して、写真をきっかけに緩やかに過ぎていく日常がとても良いですね。

 1人1台スマホを持ってカメラがついて誰でもその場で撮れて撮ったものを見ることができる時代になってもカメラを持つ人がいなくならない、むしろ新しく持つ人がいるのは不思議な気がしますが、それがカメラの、写真の魅力なのかもしれません。
 1話目冒頭にもあるように、写真に写された被写体だけでなく、ブレてるとか撮った状況やその時の心情なんかもカメラにたけている人からしたらわかるのでしょう。
 まほろにすればもゆるの写真を見れば手に取るようにわかるような気がします。

 もゆると銀の主人公達の話よりまほろと鈴の話のほうが気になる。
 付き合ってるとうりこしてもう夫婦でええやろ。
 

トイカメラ

 主人公の使っているのはlomographyのDiana F+
 https://shop.lomography.com/jp/cameras/diana-f-family/diana-f

作者・書籍関連

 若鶏にこみ
 https://twitter.com/tori_nico2
 
 


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