【感想】ストラテジックラバーズ（１巻）

　ハーレムものが好きな方なら面白いかもしれない。

基礎情報

　巨大企業創設者の愛人（ミストレス）の息子・東山浩太。
　跡継ぎ問題は他人事だと思っていたが、次期会長候補として突然拉致され、目の前には愛人候補となる５人の美少女が！
　果たして彼は”選ぶ”側なのか”選ばれる”側なのか！？

出典：ストラテジックラバーズ１巻裏表紙

感想概要

主な登場人物

・東山浩太（ひがしやまこうた）
　主人公。１６歳。高校生。
　鉄道・百貨店・リゾート施設開発の大元、東山グループの会長・東山慶三の妾の子。
　良家の子供が通う白嶺高等学校に通っている。

・戸村薫（とむらかおる）
　クラスの中心人物。代議士の息子。
　主人公をパシる。

・山田アキ（やまだあき）
　クラスの中心人物。
　女優の母を持ち、自身はモデル。
　ミストレスの５人の１人。

・斑鳩渚（いかるがなぎさ）
　高校２年生。成績優秀・スポーツ万能。
　ホテル事業を抱えるグランド・ノースの社長を父に持つ。
　パシられる主人公にも気さくに話しかける。
　ミストレスの５人の１人。

・皆川奈々子（みながわななこ）
　自称ヨーチューバー。
　ミストレスの５人の１人。

・幾島実憂（いくしまみゆ）
　大学生。
　ミストレスの５人の１人。

・日高愛美（ひだかまなみ）
　中学２年生。
　ミストレスの５人の１人。

あらすじ

　鉄道・百貨店・リゾート施設開発の大元、東山グループの会長・東山慶三の妾の子として生まれた主人公・東山浩太。
　東山ということで良家の子供が通う白嶺高等学校に通っているものの、クラスの中心人物である代議士の息子・戸村薫や山田アキに荷物持ちなどパシられて生活していた。

　東山慶三の病気の進行が早く、跡取りを早急に決める必要が出てきたところ、浩太に白羽の矢が立つ。
　それは箱庭（ガーデン）での跡継ぎとしての教育、優秀なミストレスと愛を育むことだった。

　山田アキと立場は逆転し、他のミストレスも浩太を誘惑してくる。

感想

　計略めぐらす色恋サバイバルゲームという名のセクシーハーレムもの。

　山田アキは雑誌のモデルで１８になるからやめさせられるという弱みがあるようですが、１６歳の主人公と同じクラス…？
　良家の令息令嬢が通う高校でダブりとかあるのか…？単純に将来の話をしているのか（にしては切羽詰まった感がすごい）…判断がつきかねますね。

　跡取りとして優秀なミストレスを抱えて戦略的に企業を動かしていくのはその通りなんでしょうけど、何故女性限定…？
　山田アキのように宣伝効果や露出、幾島のように愛人・ハニートラップ的なものは女性のほうがいいんでしょうけど、護衛や力仕事など男性に向いているものは戦略に関係ないのでしょうか。

　箱庭に連れてこられて５人のミストレスにあったのもつかの間来月には入れ替わりのミストレスが来るから来週金曜日には箱庭から出ていくミストレスを決めろと。
　父親の東山慶三は５０人の愛人がいたのに、箱庭はずいぶんと規模が小さいんですね。
　チェスに例えるならキングを主人公として、いっそのこと１５人のミストレス、ポーンを抜いても７人のミストレスがいいのでは。
　キングが自分の手ごまを倒しに行っちゃいけない気がするけど。
　

作者・書籍関連

　三色網戸。さん
　https://twitter.com/sansyokuamido

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