スパイものや叙述トリックが好きな方なら面白いかもしれない。
基礎情報
作品名 : スパイ教室
ジャンル: 痛快スパイファンタジー
漫画 : せうかなめ
原作 : 竹町
出版社 : 株式会社KADOKAWA
掲載誌 : コミックアライブ
レーベル: MFコミックス アライブシリーズ
発表期間: 2020年7月号~
巻数 : 1
状態 : 連載中
アニメ : -
生き残る唯一の手段は―――。
出典:スパイ教室1巻裏表紙
各国がスパイによる戦争を繰り広げる世界。
正確に難ありの凄腕スパイ・クラウスは、死亡率九割を超える不可能任務専門チーム「灯」を結成する。
しかし、メンバーとして抜擢されたのは何故か未熟な少女たちばかりで―――。
感想
おすすめ:[osusume]
世界大戦で武器は人を殺し過ぎた。
戦争は効率が悪い、そうして表立って銃口を向けあう時代は終わり、スパイによる情報戦の時代が幕を開けた。
国のスパイ養成機関で訓練を受けているリリィ(コードネーム「花園」)は、養成機関では落ちこぼれで卒業もままならない。
そんな時、一流のスパイでも死亡率が9割を超える不可能任務を専門とするチームが設立され、リリィがスカウトされる。
スカウトされたチームの拠点に赴くとそこにはリリィと同様に養成機関で落ちこぼれとされていた少女が7人おり、「灯」のボス・クラウスから9人で1か月後に不可能任務に挑むという。
クラウスにとっては鍵を開けることを着替えることのように簡単にできるが、それを彼女たちに教えることができない。
そのためにクラウスがとったのは、クラウスを倒させることだった。
リリィが落ちこぼれを集めたのは捨て駒にするためだと勘違いし、そんなことになる前に脱退を申し出ます。
ただ、申し出るのは観光を装って湖のボートの上で毒ガスを撒いて、ですが。
毒を用いて交渉するなら解毒剤は必須だと思いますが、それを忘れてくるのはリリィらしいですが致命的すぎる気がします。
スパイというか読者を驚かそうとミスリードさせたり伏線を張ったりしている感がありますが、今後彼女たちがどう結束していくのか、成長していくのか楽しみですね。
作者・書籍関連
せうかなめさん
https://twitter.com/chimakikaname
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