電子書籍と紙書籍のそれぞれのメリットを部分的に有していると言えると思います。一方で自炊作業が面倒くさいです。
一定以上の量を自炊しないとメリットが少ないにもかかわらず多くなればなるほど面倒くさいです。
〇メリット
1.所有権がある
紙書籍のメリットである所有権があります。これにより購読権を買っている電子書籍と異なり、サービスが中止されようが電子書籍を読めます。
2.購入する書店はどこでもよい
紙書籍のメリットというよりも電子書籍のデメリットを補っているといったほうが正しいかもしれません。電子書籍をどのアプリ(サービス)で購入するかに左右されないため、書籍の一括管理が可能です。
3.保管場所を取らない
電子書籍のメリットである省スペースを実現できます。
4.タイトルの検索ができる
電子書籍のメリットの拡張で、書籍の一括管理が可能なことから複数の電子書籍サービスを利用するよりも(タイトルの)検索性は高いです。
5.データなので基本劣化しない
電子書籍のメリットそのままです。データの加工等を行わない限りは劣化しません。
〇デメリット
1.機器の購入が必要
裁断するための機器、パソコン、スキャンするための機器が必要です。
2.覚悟が必要
裁断してしまうと当然元に戻すことは難しく、売ることもできないため捨てるしかありませんので失敗ができません。
そもそも裁断するということに抵抗感がある方も多いと思います。
3.作業時間が必要
機器や作業方法にもよりますが、1冊の電子化に時間が必要です。所有する書籍が多ければ多いほど時間が必要になります。
別の記事で触れようと思いますが、自炊は基本ご自身でやる必要があります。
4.環境の構築が必要
電子書籍化して終わりではありません。保存するストレージ(記憶媒体)、ネット環境、ビューアソフトなどの購入、設置や設定が必要です。