漫画感想

【感想】とらドラ(~10巻まで)

2021年12月3日

 昼ドラが好きな方ならおすすめ。

基礎情報

とらドラ!10巻表紙
出典:とらドラ!10巻表紙

作品名 : とらドラ!
ジャンル: ツンデレラブコメ
漫画  : 絶叫
原作  : 竹宮ゆゆこ
出版社 : 株式会社KADOKAWA
掲載誌 : 月刊コミック電撃大王
レーベル: 電撃コミックス
発表期間:
巻数  : 10
アニメ : 2008年10月~2009年3月

 目つきは悪いが普通の高校二年生・高須竜児は、ちっちゃいのに凶暴で獰猛、“手乗りタイガー”と呼ばれる少女・逢坂大河と出会う。
 しかも竜児は、彼女の知ってはいけない“秘密”を知ってしまい……。
 竹宮ゆゆこが贈る、恋と戦いの学園ラブコメディ、待望のコミカライズ!

出典:とらドラ!作品紹介

感想概要

 おすすめ:[osusume]
 正直まだ連載してたのかと。
 原作小説は2006年3月~2010年4月(完結)、テレビアニメは2008年10月~2009年3月。
 漫画は2007年からやっていて途中までは順調に刊行していましたが、途中から休載が相次ぎ、9巻から2年以上空いての10巻が発売されました。
 原作、アニメに準拠したストーリーと思いますが、時代遅れ感が凄いです。

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主な登場人物

・高須竜児(たかすりゅうじ)
 主人公。2年C組。16歳。
 父親ゆずりの目つきの怖さと三白眼から不良やヤンキーと勘違いされがちで、コンプレックスとなっている。
 実際は温厚で面倒見が良く、かつ真面目で几帳面な性格、成績優秀・品行方正を地で行く優等生。
 母子家庭で、母・泰子とアパート2階の一室で暮らしている。

・逢坂大河(あいさかたいが)
 ヒロイン。2年C組。
 小柄な体格とふんわりとした長い髪で「人形のよう」とも評され、一時は多くの男子生徒から告白されたほどのルックスだが、実際は大変な凶暴さで恐れられている。
 その性格と名前、小柄な体格から「手乗りタイガー」のあだ名を持つ。
 竜児と親交の深い北村祐作に好意を抱いているが、本人を前にすると極度に緊張し、言動・挙動がおかしくなる上ドジが災いして上手くいかなかった。
 竜児とは自分のドジがきっかけで竜児の恋愛事情を知り、お互いの恋愛成就のために協力し合うことになる。
 二人で行動するうちに竜児に対して特別な感情を抱くようになり、それが裏目に出て竜児に依存しきっている事に気付く。

・櫛枝実乃梨(くしえだみのり)
 2年C組。愛称は「みのりん」。
 女子ソフトボール部キャプテン。
 運動神経が良く、体力や持久力も高い。笑顔がまぶしい明朗快活な少女だが、超がつくほどのマイペースな性格。
 大河とは親友。祐作とは部活関係から仲が良い。竜児とは2年生になるまでほとんど話したこともなかったが、ある時を境に好意を寄せることになる。
 しかし、大河のことを気遣うあまりに持ち前の明るさで自分の気持ちをごまかしてしまうことが多くなり、その煮え切らない態度が一時的に亜美との不和を生むことになってしまう。

・北村祐作(きたむらゆうさく)
 2年C組。
 クラス委員長で生徒会副会長で、『ちびまる子ちゃん』の丸尾君にそっくりなことから、クラスの女子からは「まるお」とあだ名され、親しまれている。
 運動能力は高く、性格はやや楽観的。
 竜児とは1年生のころからの親友で、進級当初はその外見から恐れられている竜児の数少ない理解者だった。大河に告白したこともあるが玉砕。
 その後は狩野すみれに強い憧れを抱いて生徒会に入った。生徒会長の立候補演説会で大胆にもすみれに告白するが、かわされてしまう。

・川嶋亜美(かわしまあみ)
 1学期途中から2年C組に転校してきた美少女。
 モデルをしており、母親は一般的にも知名度がある。
 誰にでも驕(おご)らない性格を装っているが、実際には自分の全てを鼻に掛ける高慢さと強烈な毒舌の持ち主。
 祐作とは幼馴染み。大河とは犬猿の仲で、誰にでも尻尾を振るチワワに譬えて「ばかちー」(バカチワワの略)と大河から呼ばれている。
 また竜児には甘ったるい言動でしゃべりかけることが多いが、一方で彼女独特の恋愛的見解の本音を、端的ではあるが漏らすこともしばしば。


 

あらすじ

 父親譲りの目つきの鋭さのため、ヤンキーに見られてしまうことを気にしている高須竜児は、高校2年に進級し以前から好意を寄せていた櫛枝実乃梨や、親友である北村祐作と同じクラスになることができた。
 一方で、新しいクラスメイトの間にはびこる「高須はヤンキー」という誤解を、また最初から解かねばならないことが憂鬱であったが、実乃梨の親友で誰彼かまわず噛み付く「手乗りタイガー」こと逢坂大河との出会いにより、意外に早くその誤解は解かれる。

 ある放課後、大河は想い人の祐作にラブレターを出そうとするが、それを間違って竜児のカバンに入れてしまう。
 祐作へのラブレターを送ったことを知られたと思った大河は、深夜取り返すべく高須家に忍び込む。
 この夜のやりとりがきっかけで、竜児と大河は「お互いの恋を応援する共同戦線」を張ることになる。

 大河はなし崩しに高須家に入り浸るようになっていく。
 共同戦線を張った二人は、想いを寄せる相手にさまざまな手段で自分の気持ちを伝えようとするが、その手段がなぜか相手に伝わらなく、間接的にお互いのことを思い遣ることになってしまう。
 それが原因で、「二人は付き合っている」と周囲に誤解を生んだことを知った大河は責任を感じ、告白を決意、竜児との関係を白紙に戻そうとする。話を切り出された竜児は言葉を紡ぐことができなかった。

 大河の祐作への告白結果「友人」関係になってしまう。
 これは祐作が生徒会長の狩野すみれを追い求めているためであった(1年前祐作は大河に告白していたが大河は祐作を一度振っている)。

 二人の関係を竜児は「虎と竜」に例え、並び立つために竜になり必ず大河の傍らに居続けるという。
 このときから竜児と大河は体面的な恋の協力関係から、実はお互いに必要な一人だと徐々にわかり始めるが、体面的な恋愛感にとらわれてお互いに深層心理の関係を認めない状態が続く。

感想

 正直な感想良いですか?
 まだ連載してたの。

 原作小説は2006年3月~2010年4月(完結)、テレビアニメは2008年10月~2009年3月。
 漫画は2007年からやっていて途中までは順調に刊行していましたが、途中から休載が相次ぎ、9巻から2年以上空いての10巻が発売されました。

 原作、アニメに準拠したストーリーと思いますが、時代遅れ感が凄いです。
 今や高校生でもスマホ持ってますし、ご時世的に修学旅行なんていけません。
 
 よくよく見るとほとんど背景は描かれていないことにびっくりです。
 逆にこれぐらいのほうが見やすくていいのかもしれない(諦観)。
 

作者・書籍関連

 絶叫さん
 https://twitter.com/zekkyoubot


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