漫画感想

【感想】パッチワークス・パスウェイ(~2巻まで)

2021年10月22日

 戦車が好きな方ならおすすめ

基礎情報

パッチワークス・パスウェイ2巻表紙
出典:パッチワークス・パスウェイ2巻表紙

作品名 : パッチワークス・パスウェイ
ジャンル: ファンタジー
漫画  : 才谷屋龍一
原作  : M.WOLVERINE
出版社 : 株式会社徳間書店
掲載誌 : COMICリュウWEB
レーベル: RyuComics
発表期間:
巻数  : 2
アニメ : -

 戦場に取り残された少女兵たち
 敗走する本体に見捨てられ人員も装備も乏しい最前線で逃走の切り札となるのは未完成の巨大戦車だった!?

出典:パッチワークス・パスウェイ1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:★★★☆☆
 前線に送り出され知れ部は撤退、窮地に追い込まれるも巨大戦車「竜」で戦況は一転。
 物資不足や人員不足にありながらも、撤退戦、夜の渡河作戦と成功させていくのは読んでいて面白いです。
 人物は若干不安定な作画ですが、背景、小物そして特に戦車は描写熱量素晴らしいです。

  • 物語性
    7
  • 人物像
    7
  • 世界観
    8
  • 絵画力
    5
  • 緻密さ
    8
  • 漫画力
    7
  • 更新度
    5
  • 作家性
    5
  • 話題性
    0
  • 希少性
    0

主な登場人物

・リベット・ボルトー
 主人公。軍曹。
 アカデミーからタイの補充のため呼ばれた。
 大型戦車「竜(ドラッヘ)」に関する知識を有している。
 ドラッヘ車長。

・エレン
 上等兵。
 ドラッヘ操縦手。

・スパラ
 ドラッヘ砲手。


 中隊長。少佐。
 継ぎ接ぎ部隊を率いて最前線からの撤退を指揮する。

・ヘブン
 准尉。メイド服の女性。
 参謀本部に勤めていたことがあり、そこで戦術の知識を得たようだ。

あらすじ

 西方歴2519年。
 超機関「ルフトシュピーゲルング」の発明により、それまで緩やかだった機械化などは格段の進歩を遂げる。
 人々の生活を一変させた「ルフトシュピーゲルング」にはコアとなる燃料が不可欠で世界各地でこの燃料を巡る争いが起こる。

 西方歴2541年。
 「ゲルマニア・ツヴィーベル帝国」は国土が狭く、人的資源も乏しいことから、隣国の東の大国「ロジーナ・クラースヌィ連邦共和国」に侵攻を開始して二国の戦争がはじまる。
 序盤は快進撃だった帝国も連邦の国土の広さや予想以上の物量、気候の悪さにより進撃速度は低下。

 西方歴2543年。
 帝国の「鉄槌作戦」失敗以降、戦局は悪化の一途をたどる。

 そんな中戦線南部のバヌス村、そこに配属されていた特秘機甲中隊、別名「継ぎ接ぎ部隊」のお話。

感想

 前線に送り出され知れ部は撤退、窮地に追い込まれるも巨大戦車「竜」で戦況は一転。
 物資不足や人員不足にありながらも、撤退戦、夜の渡河作戦と成功させていくのは読んでいて面白いです。

 人物は若干不安定な作画ですが、背景、小物そして特に戦車は描写熱量素晴らしいです。

 本作に搭乗する機関 「ルフトシュピーゲルング」 は空想のもので、搭載される戦車も本作オリジナルのものとなっています。
 巻末には戦車のスペックや設定、模型まであります。
 1/35スケールの模型作るとか凝りすぎだろ(誉め言葉)

作者・書籍関連

 才谷屋龍一
 https://twitter.com/xxsaitaniyaxx


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