最近の漫画は帯がついているのが当たり前なくらい帯がついています。新刊で帯がついていない漫画を探すほうが大変なくらいです。
購買意欲を刺激するような宣伝文句や著名人からのコメントなどが記載されていたり、中にはイベントやプレゼントの応募券になるものもあったりします。
帯自体が面白いものやコミックス本体と合わせることで面白いものなどがあります。帯マニアがいてもいいとは思いますが、いるんでしょうか。
分類(種類)
帯のあるなしで結構印象が変わるものがあります。気になる方は是非購入して現物を見てみてください。
・表紙を変化させる帯
帯をつけた状態と取った状態で絵が変わるような仕掛けになっている帯。帯自体の面積が広い場合が多い。
「変な知識に詳しい彼女 高床式草子さん(3巻)」(おはなちゃん著)は帯を取ると帯がついている時と絵が異なる仕組みです。
・アニメ化、アニメ放送中の宣伝帯
アニメ化した際につく帯。
「月刊少女野崎くん(1巻)」(椿いずみ著)1巻の表紙。アニメ放映中はこの帯でした。
・販売元のフェア
販売元のフェアなどの際につく帯。中には応募券になったりするものもの。
・限定版帯
通常版と異なる限定版仕様の帯。限定版は何かしら特典がついているのでその宣伝も兼ねているものが多いです。
・連動帯
同時発売などで複数の帯を組み合わせることで全体がわかるもの。
「BTOOM!(26巻)」(井上淳哉著)はマルチエンディング、同時発売でこのような帯でした。片方だけだと何言ってるのかわからん。
分類(材質等)
・特殊材質
和紙やプラスチックなどで作られている帯。
「熱帯魚は雪に焦がれる(6巻)」(萩埜まこと著)のコミックスの帯は見た目ではわからないですが、通常のコミックスの帯に比べて厚みが薄いです。
・特殊加工
エンボス加工や箔押しなどがされている帯。
「ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話(4巻)」(横田卓馬著)のコミックスの帯、スキャンしてしまうとわかりにくいんですが、ホログラム加工いわゆるキラ加工がされています。
特殊なもの
特殊な帯も存在します。最近あったので紹介します。
一見通常の帯に見えます。
でも実は帯の「裏」に謎解きが仕組まれています。
普通に読むだけだったらこんなところ気づかないんですが、漫画のモチーフと、行われているキャンペーンでこういった形になったんだと思います。個人的にこういう遊び心好きです。