漫画感想

【感想】怪異と乙女と神隠し(~3巻まで)

2021年5月22日

 ミステリーが好きな方におすすめ

基礎情報

怪異と乙女と神隠し3巻表紙
出典:怪異と乙女と神隠し3巻表紙

作品名 : 怪異と乙女と神隠し
ジャンル: ミステリー
漫画  : ぬじま
原作  : -
出版社 : 株式会社小学館
掲載誌 : やわらかスピリッツ
レーベル: ビッグコミックス
発表期間: 2019年10月~
巻数  : 3
アニメ : -

 若返りの怪異”月読の変若水(つくよみのをちみず)”
 絶対に声に出してはいけない”異界の歌”
 知らない本がいつの間にか書棚に並ぶ”逆万引きの本”
 神隠しの実録ルポタージュ”仙境異聞”

 首都圏のとある中心駅、しがない小説家の卵・緒川董子と、童顔糸目の書店員・化野蓮のコンビがこの町にあふれる数々の怪異に挑む。
 その先で2人を待つものは……?

出典:怪異と乙女と神隠し1巻裏表紙

感想概要

 おすすめ:[osusume]
 現代怪異をめぐるミステリー。
 奇妙な現象から怪異を、怪異から解決方法を見つけていくところが見どころ。
 違う怪異にミスリードさせておくとか、習合により変質しているとか、面白いですね。
 絵は安定していて背景や小物も含め話の内容や雰囲気とあっていて読みやすいです。

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登場人物

・緒川董子(おがわすみれこ)
 主人公。
 小説家を目指していたが、年齢を重ねるとともに自身の才能の限界を感じる。

・化野蓮(あだしのれん)
 董子の勤める書店の同僚店員。
 特殊な眼を持っている。

・化野乙(あだしのおと)
 蓮の妹。
 兄の蓮に近づく緒川を警戒している。
 

あらすじ

 26種の警戒標識では表せない、「その他の危険」の標識。

 駅近くにオープンした大型書店の影響で閑古鳥の鳴くとある書店。
 オカルトの好きな主人公・緒川董子は一緒にレジをやっていた化野蓮と世間話をしていた。
 そんな緒川に渡されたのは「逆万引きの本」。
 監視カメラに犯人の影も形も写っていないのに、盗まれるのではなく本が増えている。その出所不明な不気味な本。

 15歳の時文芸クラブで書いた小説が書籍化、次の作品を自身も期待して書いたがプロになれず夢も捨てきれずにいた。
 28歳の誕生日、貰った「逆万引きの本」を興味本位で開いてみた。
 よくわからない図形や文字らしきもの。ところどころ読めるところを読んでみると背が縮んでいた。

 そして緒川董子は失踪した。

感想

 現代怪異をめぐるミステリー。
 奇妙な現象から怪異を、怪異から解決方法を見つけていくところが見どころ。

 違う怪異にミスリードさせておくとか、習合により変質しているとか、面白いですね。
 3巻では2巻後半から続く紅衣少女孩(フォンイーシャオニュイハイ)の結末まで。
 
 きさらぎ駅や化野連の秘密が徐々に明らかになってますまず楽しくなりそうです。
 
 絵は安定していて背景や小物も含め話の内容や雰囲気とあっていて読みやすいです。

怪異と乙女と神隠し3巻091


 シズクとトモコの話好きです。
 いい話に飯の話をいれてくるな。泣くから。
  

書籍関連

 ぬじまさん
 https://twitter.com/NJ_Kilroy


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