ファンタジーが好きな方はおもしろいかもしれない。
基礎情報
作品名 : 豚のレバーは加熱しろ
ジャンル: ファンタジー
漫画 : みなみ
原作 : 逆井卓馬
出版社 : 株式会社KADOKAWA
掲載誌 : 電撃マオウ
レーベル: 電撃コミックスNEXT
発表期間: 2020年10月号~
巻数 : 1
状態 : 連載中
アニメ : -
―――この物語をとおして諸君に伝えたいことは、ただひとつ。
出典:豚のレバーは加熱しろ裏表紙
豚のレバーは加熱しろ…ということだ。
それでも生で食べたい?
仕方ない。状況を説明しよう。
「俺は豚になっている」
豚のレバーを生で食べて意識を失ったら、異世界に転生して豚になっていた!?
心が読める優しい少女・ジェスとともに、豚の欲望ダダ漏れな冒険が始まる!
感想概要
おすすめ:[osusume]
コミックス1巻ではボリュームが少なくて良し悪しの判断が難しいです。
黒のリスタ(魔法の乾電池みたいなもの)を買おうとする当たりの描写で腑に落ちないんですが、きっと後の伏線なのでしょう。
絵は可愛く背景もきれいで読みやすいです。
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主な登場人物
・俺
主人公。
豚のレバーを生で食したところ、後日腹痛を覚え意識を失う。
意識を取り戻すと豚になっていた。
・ジェス
キルトリン家に仕えるイェスマ。
レリーフの施された銀の首輪をしている。
心を読むことができ豚の俺と意思疎通ができる。
あらすじ
豚のレバーを生で食したところ、後日腹痛を覚え意識を失う。
意識を取り戻すと豚になっていた。
異世界のメステリア、その南に位置するキルトリ郊外のキルトリン家。
そこのイェスマであるジェスが管理する飼育小屋に豚となった俺が紛れ込んだ。
心を読むことができるジェスは俺を助け出し、異世界のことを教えてくれた。
王様の家系だけが現存する魔法使いの家系であり、主人公を人間に戻すには王様に頼むほかないのではないかと。
一方、ジェス自身も王都に行く予定であることから、共に王都に向けて旅立つことになる。
感想
ジェスが王都へ行く理由、イェスマの存在や魔法など後の展開や結末への伏線、というか設定が少しずつ描かれます。
しかしコミックス1巻ではボリュームが少なくて良し悪しの判断が難しいです。
黒のリスタ(魔法の乾電池みたいなもの)を買おうとして、残りかすを高値で売られそうになった描写があります。
主人公の機転とかリスタの価値とかを表現したいんだと思うんですが、そんなに何ページも解説しなくてもいいような。
後の伏線なんですかね。
主人公を運ぶ際、昇降機を使うため黒のリスタを使ってしまったことから、自前で調達したかったとのことです。
黒のリスタはイェスタにしか扱えないと言っていますが、イェスタが黒のリスタしか使えないとは描かれていません。
黄色のリスタは運動や光を扱えると作中で言っているので昇降機を使うには黒ではなく黄色のリスタになるのでは…?
昇降機をイェスタだけが使えるように設計されている、又は黒のリスタが他のリスタに比べて非常に安価というのであればわかるんですが、少なくともコミックスにはそのような描写がないため、どうも腑に落ちない感じがします。
筋がとおっていないことがあると突然饒舌になると主人公が自身を評していますが、この件は引っかからなかったんですかね。
絵は可愛く背景もきれいで読みやすいです。
作者・書籍関連
みなみさん
https://twitter.com/mnmmrn
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