漫画感想

【感想】ILY.(~2巻まで)

2021年8月16日

 ミステリーがすきな方におすすめ

基礎情報

ILY.2巻表紙
出典:ILY.2巻表紙

作品名 : ILY.
ジャンル: ミステリー
漫画  : なるめ
原作  : -
出版社 : 株式会社芳文社
掲載誌 : COMIC FUZ
レーベル: FUZ COMICS
発表期間: 2020年7月~
巻数  : 2
アニメ : -

 「俺はずっと、愛理のこと想ってるよ。」
 ―――10年前に姿をくらました恋人に届かぬメールを送り続ける基生。
 毎日を自堕落に過ごすそんな彼のもとに、ある日1通のメールが届く。
 それは、忘れられない「彼女」からの返信だった―――

出典:ILY.1巻帯

感想概要

 おすすめ:★★★☆☆ 
 高校生に付き合った愛理との恋愛を引きずって毎日届きもしないメールを送り続け、高校生の時のままの愛理が現れる。 
  ILYの意味や基生の下に現れた理由、少しずつ明らかになっていく謎。
 高校生のままの愛理、バイトをしようと前向きになってきた基生、その二人の前に現れたのは。

  • 物語性
    7
  • 人物像
    7
  • 世界観
    7
  • 絵画力
    6
  • 緻密さ
    7
  • 漫画力
    7
  • 更新度
    5
  • 作家性
    5
  • 話題性
    0
  • 希少性
    2

登場人物

・成田基生(なりたもとき)
 主人公。28歳。
 地元の大学に進学したが親の離婚もあり中退。
 高校一年生の時に付き合った彼女、愛理にのみ居場所を求める。

・百合沢愛理(ゆりさわあいり)
 主人公と付き合っていたが、高校卒業から一切連絡がつかなくなっていた。

あらすじ

 近場の大学に進学したものの、やりたいこともなく、周囲にもなじめず、親の離婚もあり中退。
 最低限生きていけるだけの適当なバイトだけして生きている主人公。

 10年間、高校生の時に付き合っていた彼女、愛理に届かないメールを毎日ガラケーから送っていた。
 いつものようにメールを送った後、愛理だけの設定にした青色の着信の光、波の着信音が。

 とうとう頭がおかしくなったのかとガラケーも何もかも捨てることを決め、最後に愛理と二人で出かけた最後の場所の浜辺に来ていた。
 指先に虫が這うような嫌な感覚の後、目の前には愛理がいた。

 高校生の時と変わらない愛理。
 彼女が求める「大好き」とは。
 

感想

 ドット絵のような絵長が特徴的です。
 フルカラーのためページ数の割には高価な気がしますが。

 特にやる気もなくただ生きていた主人公。
 高校生に付き合った愛理との恋愛を引きずって毎日届きもしないメールを送り続け、その結果なのかわかりませんが高校生の愛理が現れる。
 
 ILYの意味や基生の下に現れた理由、少しずつ明らかになっていく謎。
 高校生のままの愛理、バイトをしようと前向きになってきた基生、その二人の前に現れたのは。

 どのように展開するのか読めず楽しみです。

追記

 2022年4月30日に3巻で完結しました。
 3巻は電子版の実での発売です。

作者・書籍関連

 なるめさん
 https://twitter.com/narumeNKR


 電子書籍はebookjapanがおすすめ!

電子書籍版

電子書籍版(1巻)


-漫画感想
-, ,