電子書籍化(自炊)

【本が消える?】電子書籍

2022年6月11日

 電子書籍について話題がありましたので、紹介と私の愚見を。

Amazonアカウント結合によるKindle本の消失

ねとらぼ 「Kindleの本が全部消えた」 Amazonの“アカウント結合”の仕様が怖いと注目集める 日米アカウントを結合している人は気を付けて
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2206/09/news218.html

 KindleはAmazonのアカウントに紐づいていますので当然と言えば当然なのですが、利用者が仕組みを熟知しているとは限らないので、結構危ない仕様なのではないかなと愚考するところです。
(Amazonの(アカウントの)仕様によるもののため、最終的にはKindleの電子書籍は読めるように戻ったとのことでよかったです)

同じではないが似たような事例が過去にも

PRESIDENT Online 「4000冊の蔵書が一瞬で吹っ飛ぶ」アマゾンの電子書籍が抱える根本的な落とし穴
https://president.jp/articles/-/49689?page=1

投稿者は、Amazonギフト券をほかから安く買って定期的に使用していたことから、Amazonアカウントが永久凍結され、結果としてKindleにあった約4000冊もの電子書籍が消失してしまったというのです。
 匿名記事とは言え、実際にありえる話です。Amazonの規約には、不正利用やギフト券の不正使用などがあった場合、アカウントを停止すると書かれています。もしAmazonアカウントが停止されれば、Kindle用の電子書籍が一切読めなくなってしまうのです。

PRESIDENT Online 「4000冊の蔵書が一瞬で吹っ飛ぶ」アマゾンの電子書籍が抱える根本的な落とし穴

 実は2021年9月に上記のようにプレジデントオンラインが電子書籍に関しての記事を掲載しています。

 記事によれば、Amazonのアカウント停止に伴いKindle電子書籍が読めなくなったというものです。

電子書籍の利便性と危険性

 以前にも記事で触れていますが、電子書籍で怖いのはアカウントの停止やアプリ・サービスの停止によりこれまで読めた電子書籍が読めなくなるというものです。
 電子書籍の形態を考えれば、電子書籍の購入はあくまで「電子書籍を読む(利用する)権利」を購入しているのであり、紙書籍の購入のように「紙書籍の所有権の取得(購入)」をしているわけではありません。
 例えるなら「電子版自分だけの図書館利用権」なので、図書館自体がなくなってしまえば読めなくなってしまいます。

 こういうことがあるので、漫画(書籍)は紙で購入、自ら電子化して利用するのが良いと思います。

参考

-電子書籍化(自炊)
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