【感想】みはらし荘の６人の花嫁（２巻完結）

　ラブコメが好きな方なら面白いかもしれない。

基礎情報

作品名　： みはらし荘の６人の花嫁
ジャンル： ラブコメ
漫画　　： 松沢まり
原作　　： -
出版社　： 株式会社KADOKAWA
掲載誌　： 月刊コミック電撃大王
レーベル： アフタヌーンKC
発表期間： 2019年12月号～2021年6月号
巻数　　： 2
状態　　： 完結
アニメ　： -

　「あんた暇でしょ？」と離れて暮らす母親から、彼女の持ち物であるルームシェアハウスに呼び出された一ノ瀬忍。
　小高い丘に建つその家に暮らしていたのは、忍より年上でちょっと訳ありなお嬢様たちで、実は彼女たちがこの家に住む条件には「忍との結婚」が含まれていた！
　優しいお姉さまに癒されながら、管理人をすることになった忍の未来はバラ色か！？

出典：みはらし荘の６人の花嫁１巻裏表紙

感想概要

主な登場人物

・一ノ瀬忍（いちのせしのぶ）
　主人公。高校　年生。
　母の所有するシェアハウスの管理人になり、そこに暮らす女性から結婚相手を選ぶことに。

・二ノ宮星香（にのみやせいか）
　２号室の住人。２７歳。
　世界にフランチャイズ展開しているレストランの創業者の娘。
　ひとり暮らし兼住み込みの家事手伝い

・三国茉穂（みくにまほ）
　３号室の住人。２６歳。
　大手総合電機メーカーの令嬢。
　本人はゲーム実況の配信者。

・四季夕凪（しきゆうな）
　大病院の一人娘。１６歳。
　主人公の幼馴染。

・五十川亜里沙（いそがわありさ）
　５号室の住人。２１歳。
　ホテル王を父に持つフランス系アメリカ人と日本人のハーフ。

・六月望（むつきのぞみ）
　６号室の住人。２４歳。
　茶道の家元を母に持つ。
　本人はイラストレーター。

・七都彩（ななとあや）
　７号室の住人。２９歳。
　大会社の娘。

あらすじ

　主人公・一ノ瀬忍は思っていた。順調な人生を送るにはまずまとまった財産がいると。
　離れて暮らす母からの紹介で金持ち以外入居不可のシェアハウス「みはらし荘」の管理人として働くことに。

　みはらし荘についたのはいいがそこに住むのは、ホテル王の娘、茶道の家元の娘、大手電機メーカーの令嬢など。
　金持ちである上に、全員女性だった。

　入居者から管理人として認めてもらえるようテストを受けることに。
　そんな中みはらし荘の入居条件が一ノ瀬の母から告げられる。
　
　「一ノ瀬忍と結婚をすること」

　

感想

　連載開始時は「みはらし荘の５人の花嫁」。
　長期連載を見据えていたんでしょうね。
　１巻カバー下の表紙には二ノ宮星香の初期設定も載っていますし、各巻に各キャラクターの初期設定を乗せていく予定だったんでしょう。
　話の内容としても、一人のキャラクターを掘り下げるのに１話ではなくて数話使うような構想だったんではないでしょうか。

　いわゆるハーレムものになるんだとは思いますが、短期になってしまった影響かラストはもやっとした感じがします。
　ただ、優しくまとめるのであればいい落としどころだったのではないかなという印象でもあります。

　

掛け替えブックカバー

出典：みはらし荘の６人の花嫁１巻掛け替えブックカバー（メロンブックス特典）

作者・書籍関連

　松沢まりさん
　https://twitter.com/marimondesuyo

　電子書籍はebookjapanがおすすめ！