【感想】ペスト(1巻)

おすすめ度:★★★☆☆
 194X年4月16日にアルジェリア湾岸の港町オランで、主人公で医師のベルナール・リウーは1匹の鼠に躓いた。
 鼠の駆除数の増加、リンパ疾患から想定される伝染病。否定したい推測、気づきたくない確信。
 少しずつ、でも確実に迫ってくる伝染病・ペストの恐怖や理不尽さを描いています。